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世界遺産の日光の寺社群、
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世界遺産 日光大紀行(105)日光の自然 「切込湖、刈込湖コース」



http://www.bes.or.jp/nikko/img/blog_data/th/th_57cda_4875_1.jpg


http://shunbuntei.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_a8b/shunbuntei/IMG_5089-c5b68.JPG?c=a1





 
湯元温泉までは3時間30分の標準時間が示された看板とルート概念図がコース入口にある。 

山王峠に通じる車道を左に入るとミズナラを主体とする樹林帯の中をルートがあるが、地面は1mに満たないミヤコササが生い茂った心地よいコースで始まる。 

緩やかな坂道を過ぎると急な勾配になるが、立派な階段が取り付けられている。 
約1時間経過した頃、樹林帯を抜け、平坦地に出ると山王峠である。 

高山植物のサワヒヨドリ、オタカラコウの花が見られる。


涸沼(カレヌマ)目指して出発、直ぐに車道に出た地点に「ルート説明看板」がある。 
木道の先は不規則な石の階段が続く下りを進む。 

約30分で山王峠から涸沼のベンチに到着。 この沼は噴火口の水が無くなって今は草原になり周囲は三岳、於呂倶羅山、山王帽子岳に囲まれている場所で、山野草、高山植物が目につく。 

目的地の「切込湖・刈込湖」を目指して草原から鬱蒼と茂る林間ルートに向かう。 
約1時間進むと切込湖が見えて来た。
湖の端は砂浜があり、約10-15m低い「刈込湖岸」に降りられる。 





次に刈込湖へ方面に向かう。 
切込湖と刈込湖は約5-10mの水路で通じているが、ルート表示看板によれば、「刈込湖」の方が大きいが安全に湖岸に降りるところは無い。 

樹林越しに湖水を見ながら前進すると、切込湖の説明看板に着く。 
此処からは鬱蒼とした樹林帯と大きい石の間を通過する登り道だが、手入れの行き届いた木製階段は諸所にある。 


登りきると平坦地となり、間もなく小峠に到着、岩から滴り落ちる水音を聞きながら「小峠」の標識のベンチに腰掛けて一休みするのもよい。
最後に湯元温泉へ向けてミヤコザサの茂る道を下る。 この周辺にいる小鳥や植物の説明看板が所々にあり有り難い。


このコースは、湯元宿泊者は丁度良いかもしれないが、光徳から-山王峠の登りはややきつく、湯元からの逆路のほうがやや楽である。

涸沼はすり鉢状の草原で、その名のとおり水の無い沼である。 6~7月に主に樹木や山草類の花が咲く。


切込湖・刈込湖の両湖は繫がっていてはいるが、水の流れ出す沢がない。 湯ノ湖などと同じく三 岳の噴火によってできた堰き止め湖である。

因みに、湯元の源泉は硫黄泉で、湯ノ平湿原から湯ノ湖にかけてが温泉源であり、湯ノ平湿原には温泉が流れ込み白濁している。





◆コースタイム ( )は逆路

光徳入口⇒光徳⇒30分(30分)⇒山王峠⇒40分(1時間)⇒1時間20分(1時間30分)⇒刈込湖⇒1時間(1時間)⇒湯元温泉
約10km(約4~5時間)






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