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世界遺産の日光の寺社群、
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世界遺産 日光大紀行(111)日光の自然 「奥日光・湯元温泉の温泉寺」






http://rinnoji.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2012/12/onsen00.jpg


http://cdn.mkimg.carview.co.jp/minkara/spot/000/000/524/913/524913/524913.jpg?ct=d08a671508a1




湯元温泉の歴史は古く、日光開山の時期である1200年前に遡るとされている。
日光を開いた勝道上人が延暦年間(奈良時代)には温泉を発見し、先ず、薬師湯と名づけたのが湯元温泉の始まりと伝えられる。
そのとき、背後の山を温泉ガ岳と命名し、頂上に薬師瑠璃光如来を祀ったといわれる。 さらに、には弘法大師がここを訪れ、観自在湯と名乗って観世音菩薩を祀ったと伝えられている。

湯元温泉には古くから薬師湯や観自在湯、川原湯など9つの湯があり、共同浴場として9人の湯守と呼ばれる人たちによって管理されてきたらしいが、残念ながら、現在これらの共同浴場はなくなり、それに代わる旅館やホテルが湯を引いて温泉客を迎えている。
 
当時は、冬の寒さが厳しいため、昭和の初期までは主に夏だけの湯治場だったらしい。
江戸時代文政年間に成立した「日光山志」によると、
『 中禅寺温泉湯元は中禅寺別所の西北、赤沼原(現在の赤沼)を経て三里、日光神橋より六里のところ、湯ノ湖の近くにあった。春に入っても風雪が激しく3月中は寒さが残り9月には前山が初雪となるため、毎年旧暦4月から同9月まで湯室を開いていたが、それでも白根山に残雪が残る期間は入浴する者も少なく、湯治シーズンは毎年5月末より6月頃からとなっていた。日光町方により管理され、必要な物資食料は日光町方が背に担いで運搬していた。三町から四町ほどの広さの平坦地・湯平(現在の湯元)には9軒の大きな「湯屋」があり、いずれも泉源のある東寄りの山際に並んで建てられており、ここから上州沼田に抜ける間道があった。 』と記されている。
9軒の湯屋というのは、河原湯、薬師湯、自在湯、姥湯、瀧湯など、9つの性質をもつ湯場のことである。






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