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 世界遺産 日光大紀行(23)栗山地区 「湯西川温泉」  .




湯西川温泉・平家の里




湯西川温泉、その中の一角に「平家直孫の宿・本家伴久」という老舗の旅館がある

平安末期の初代・平忠実から数えて800年の時を経、当宿屋の館主は25代にあたり、345年間の商いを継承しているという。

「伴久」の名は、1185年平安時代、日本の天下を二分した源平の戦いに敗れた平家一門の始祖が、遠く落ち延びて、ここ栃木県裏日光湯西川を永住の地と定めた。

その後、1573年(日本の中央では室町幕府が織田信長によって滅ぼされた年)に11代目伴対馬守(ばんつしまのかみ)が温泉を発見し、1666年に湯治宿「伴久旅館」、現・本家伴久として開業し、現在25代目を継承しているという。


そして現代平成の世では、当地湯西川は観光地として栄え、当館も初代から数え25代目を継承しているが1994年に到り、湯西川旅館組合主催で、鎌倉より源家の源頼朝会を招き、平家の里において、平家と源氏の和睦調印式が行われたという。
このことは当時、多くのメディアで話題として取り上げられた。


湯西川をはさんで、本館と別館に「かずら橋」が、平家落人の歴史ある四国祖谷(いやだに)の匠の手により架けられている。 
これは、平家ゆかりのかずら橋で、本来、追っ手が迫った場合、逃亡のために橋を切り落とすという目的もあったという。 

この度の和解により、八百年の恩讐(おんしゅう)は消え去り、隠れ里に至る「かずら橋」を平氏・源氏の両氏が手をつないで渡るという、「渡り初め儀式」も行われたという。
この平成の世の今、かずら橋は観光客(宿泊者)の「縁を結ぶ橋」として喜ばれているという。



湯西川温泉は、湯西川の先祖は今から800年前、壇ノ浦の合戦に敗れた平家一族の平忠実が落ち延びたとされ、温泉の発祥は天正元年で400余年の歴史があり、平家の落人の子孫が発見されたと伝わっている。

一族は河原に温泉が湧き出ている所を見つけ、傷を癒したと伝えられる歴史の古い温泉である。



湯西川温泉の泉質は、アルカリ性単純温泉で無色透明、無味無臭で含まれる成分が少なく、刺激が弱いため、利用範囲が広い温泉で、肌にもやさしいので高齢者に向くでといわれる。
泉温も25度以上なので、病後回復期の療養や外傷後の療養にも適す。
効能 は動脈硬化、火傷、筋肉痛、高血圧症、切り傷、神経痛、慢性皮膚疾患など、飲用では胃腸虚弱に良い。



次回、 「川俣地区






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