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世界遺産の日光の寺社群、
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 世界遺産 日光大紀行(24) 「日光・川俣地区」  .



鬼怒川が北へを遡った「川治」辺りからは、今度は大きく西へ展開して次第に峡谷のような険しい山間を蛇行するようになる。

鬼怒川の流れもここまで来ると様相は一変し切り立った岩壁、大岩の間を切り裂くような流れ、正に秘境の域に達する。 

この辺りは既に古くから知られていた瀬戸合峡で、紅葉の名所でも有る。 その秘境部分に、ガツンとコンクリートで堰き止めたのが川俣ダムである。



ダムは鬼怒川が形成した瀬戸合峡に建設されたが、併せて、ダム周辺の整備も行われ、ダム直下の岩山部分に遊歩道を設置して展望台や吊り橋も改築・補強し「瀬戸合峡渡らっしゃい吊橋」と名付け、一般に開放して名所になっている。 

この吊橋からは、瀬戸合峡の深い渓谷とダム堤体を望むことができる。
ダムによってできた人造湖は「川俣湖」と呼ばれ、湖畔にある川俣湖温泉はダム建設に伴って新たに掘り当てられたという。

川俣湖よりさらに上流に進むと、奥鬼怒であり、更に山頂部には高山植物が咲き乱れる美しい鬼怒沼がある。



名所・瀬戸合峡(せとあいきょう)は、凝灰岩の浸食によって生まれた深い峡谷で、深度約100mにも及ぶ断崖絶壁が2kmに亘って連続し、そして峡谷沿いには観光道路が縫うように走る。

平成16年の春に、「渡らっしゃい吊橋」が完成し、吊橋からは、瀬戸合峡の絶景を楽しむことができ、展望台には「天使の鐘」があり、老若男女多くの観光客が訪れている。



紅葉の名所としても知られ、1986年には「とちぎの景勝100選」に選ばれている。
峡谷内には川俣ダムが建設され、峡谷の上流側はダム湖である川俣湖に隣接している。


尚、一帯にはかつて、鬼怒川上流を遡った先に存在した元川俣温泉や湯西川温泉などと同様、平家の落人伝説が残る集落が存在していたが、川俣ダムの完成と共に水没し、集落の中心は現在の川俣湖温泉周辺へと移転している。



次回、日光・ 「川俣湖温泉




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