忍者ブログ
世界遺産の日光の寺社群、
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
カウンター
フリーエリア
[144] [143] [142] [141] [140] [139] [138] [137] [136] [135] [134
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

.




 世界遺産 日光大紀行(46)日光の歴史 「日光慨史」 




日光の歴史

旧日光市内の日光は、世界遺産の人工美の名所と日本の自然を凝縮したような自然美の極味(きわみ)のような景観は、国内はもとより、諸外国にもその名を知られている。

段階的に形成された山岳地形の中には滝あり、湖沼ありと、湿原ありと千変万化、四季折々の美しさは他所に例をみない。



日光を開山した勝道上人は、秀麗な山容に神仏を感じ、仏徒は険しい山岳に修行の道を求め、堂社を建立した。
即ち、日光の歴史は、自然環境を巧みに利用し、調和させて発展したと言っても過言ではない。
東照宮や大猷院の伽藍、二荒山神社や滝尾の社殿は老杉と調和し、地形は神秘性をかもしだしている。
 



古代から近代まで、恵まれたこの地に多くの人々の歴史の足跡を残し、栄枯盛衰のくりかえしは我々に何かを語りつごうとしている。

日光を訪ねるとき、通り一遍の観光で終るのではなく、自然を愛でながら、先人の足跡を訪ね、そこに現代では忘れられてしまった庶民信仰や暮らしの証しが発見できること必定である。



八世紀末(奈良から平安期)の勝道上人による日光開山以後、山岳信仰の聖地として尊拝されてきた日光は、17世紀はじめに徳川家康公の霊廟である東照宮が建立された後は、隣町の旧今市市をはじめ、日光街道・例幣使街道・会津西街道の結節点の宿場町として栄え、そして、旧日光市は二社一寺の門前町として発展してきた。



先にも記したが、旧藤原町では、17世紀末に鬼怒川温泉が、18世紀初頭には川治温泉が発見され、日本有数の温泉保養地としても発展するようになる。

また、同じ勝道上人によって開山された旧足尾町も、庚申講信仰の総本山として多くの信仰を集めてきた。
その御利益もあってか、17世紀初頭に銅鉱脈が発見され、その後は日本を代表する銅山として栄え、日本の近代化に大きな功績を残した。


それに、旧栗山村は、平家の落人により集落が築かれたともいわれ、平家杉や平家塚などの史跡が残されているほか、湯西川や奥鬼怒温泉郷をはじめとする温泉保養地としても栄えてきた。


次回、日光の歴史 「太古の日光





【小生の主な旅のリンク集】


《日本周遊紀行・投稿ブログ》
GoogleBlog(グーグル・ブログ)   FC2ブログ   C・掲示板   FC2 H・P   gooブログ   yahooブログ

《旅の紀行・記録集》
「旅行履歴」
日本周遊紀行「東日本編」   日本周遊紀行「西日本編」   日本周遊紀行 (こちらは別URLです)  日本温泉紀行 

【日本の世界遺産紀行】   北海道・知床   白神山地    紀伊山地の霊場と参詣道   安芸の宮島・厳島神社   石見銀山遺跡とその文化的景観   奥州・平泉   大日光紀行と世界遺産の2社1寺群   

東北紀行2010(内陸部)    ハワイ旅行2007   沖縄旅行2008   東北紀行2010   北海道道北旅行   北海道旅行2005   南紀旅行2002   日光讃歌



【山行記】

《山の紀行・記録集》
「山行履歴」   「立山・剣岳(1971年)」   白馬連峰登頂記(2004・8月)   八ヶ岳(1966年)   南ア・北岳(1969年)   南ア・仙丈ヶ岳(1976年)   南アルプス・鳳凰三山   北ア・槍-穂高(1968年)   谷川岳(1967年)   尾瀬紀行(1973年)   日光の山々   大菩薩峠紀行(1970年)   丹沢山(1969年)   西丹沢・大室山(1969年)   八ヶ岳越年登山(1969年)   奥秩父・金峰山(1972年)   西丹沢・檜洞丸(1970年)   丹沢、山迷記(1970年)   上高地・明神(2008年)

《山のエッセイ》
「山旅の記」   「山の歌」   「上高地雑感」   「上越国境・谷川岳」   「丹沢山塊」   「大菩薩峠」   「日光の自然」









PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Copyright (C) 2009 日光の世界遺産、二社一寺、, All right Resieved.
*Powered by ニンジャブログ *Designed by 小雷飛
忍者ブログ / [PR]