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 世界遺産 日光大紀行(79)日光の自然 「華厳の滝」 






滝と湖、華厳の滝(けごんのたき)





華厳の滝は歴史的には、発見者は日光を開いた勝道上人と伝えられ、仏教経典の一つである華厳経から名づけられたといわれる。

華厳渓谷の周辺では、華厳の滝の他にも阿含滝、方等滝、般若滝、涅槃滝もあることから、五時の教判(仏教的文献学;仏教に関する教科書)から、それらと同様に命名されたものとされる。


華厳の滝は、男体山の噴火により堰き止められた中禅寺湖から、地表を流れる唯一の流出である大谷川の峡谷に落ちる滝で、落差97mの滝が一気に流れ落ちる様は壮観で、日本三名瀑のひとつにも数えられている。

霧降の滝、裏見滝と併せて日光三名瀑とも、湯滝、竜頭の滝と併せて奥日光三名瀑とも言われ、日光・奥日光の三名瀑を合わせて日光五名瀑と称されることもある。


中段部分からは十二滝と呼ばれる、表出した伏流水による無数の滝が簾状(すだれじょう)に並んで流れ落ち、直下型の華厳滝と相まって優れた景観を作りだしている。

十二滝の水源は中禅寺湖から漏出したもので、年中を通して枯れることがない。

滝の下流部には華厳滝が形成した華厳渓谷が続いており、一説によれば太古の華厳滝は800mほど下流にあり、崩れやすい男体山の噴出物を浸食しながら現在の位置へと移動したともいわれる。



中禅寺湖から下りのいろは坂へ向かうと、間もなく華厳の滝の駐車場へ着く。

駐車場から滝付近の大谷川北岸には、観光客向けの有料の華厳滝エレベーターが設置されており、エレベーターで降りた観瀑台からは滝壷を正面間近に見ることができるまた、エレベーターの駐車場がある渓谷北岸から見下ろす位置にも観瀑台が設けられている。

滝を間近で見るスポットは2箇所あって、1箇所は、駐車場右奥の通路からつながる観瀑台で、滝と同じ高さで見ることができる。


もう1箇所は、滝の前の岩盤の中を昇降するエレベーターで100m降下したところにある観瀑台です。 こちらは、滝が落ちてくる同じ高さで見ることが出来る。

この下の観瀑台では、その日の水量によるが、水量の多い時は、霧と水しぶきが多くなるため、例えるなら小雨状態になるので、自身の水濡れや特にカメラの撮影には注意がとのこと。

1931年、国の名勝に指定(「華厳瀑および中宮祠湖(中禅寺湖)湖畔」)。2007年、日本の地質百選に選定(「華厳の滝」)。



次回も、華厳の滝




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