忍者ブログ
世界遺産の日光の寺社群、
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
カウンター
フリーエリア
[193] [191] [192] [190] [189] [188] [187] [186] [185] [184] [183
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。





世界遺産 日光大紀行(93)日光の自然 「さかなと森の観察園」



http://nrifs.fra.affrc.go.jp/event/koukai/h21nikko/nikko_map.jpg


https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcTt2Cmz3eWZEquow9-QzosCGR1z9FutbGabvUb2mkFpCtVMVqyj




http://www.360navi.com/photo/13tochigi/03chuzenji/08fish/10photo02.jpg




キャンプ場の奥には、「さかなと森の観察園」などの見学ポイントもある。

水産総合研究センターの広報施設で、ここでは研究所の敷地の一部を公開しており,内水面(河川や湖沼など)にすむ「さけ・ます類」について学ぶことが出来る。

園内では、幻のさかなと言われるイトウや、中禅寺湖にしかいないレイクトラウトを始め,様々な種類のさけ・ますの仲間やチョウザメなどが観察でき,さかなたちに餌をやることもできます。


当園で観察できる魚たち:

イトウ,ヤマメ,サクラマス,アマゴ,イワナ,ヒメマス,レインボートラウト(ニジマス),スチールヘッドトラウト,ブルックトラウト(カワマス),ブラウントラウト,ギンザケ(コーホサーモン),レイクトラウト(以上がさけ・ますの仲間),チョウザメ(ベステル種)



また当園は,明治23年(1890)に宮内庁のふ化場として開設されて以来,百年以上の歴史がある施設であり,随所にその面影を残している。




因みに、「イトウ」と言う魚は、サケ目サケ科イトウ属に分類される淡水魚で、別名はイド、チライ、オビラメなど、日本最大の淡水魚として知られており、体長は1mから大きいものでは1.5mに達する。

記録上最大のものでは、1937年(昭和12年)に十勝川でおよそ2.1mのイトウが捕獲されたことがある。
現在、日本では北海道の一部の河川・湖沼にしか生息しておらず、日本以外では樺太、南千島に生息している。
現在、イトウの生息する南限は北海道の尻別川とされているが、尻別川での自然増殖は絶望視されている。



北海道の河川に生息するサケ科の巨大淡水魚は、以前は北海道のほかに東北でもその姿がみられたが、現在では、道北及び道東でしか存在が確認されていないという。

北海道では今でもときおり1メートルを超えるサイズのイトウが釣れたという話を聞くようだが、大きなサイズものは激減しているのが実情なのである。 


食性は、肉食でカエルやネズミや他の魚などを食べているようで、ルアーに食いつくことを夢見て釣り師たちはロッドを振るわけですが、簡単に釣れる魚ではない。

極めて用心深い習性で、人影を見つければすぐに逃げてしまい、そのうえ数も激減しているので、ますます釣れないわけです。
 

この魚が生きていくには、破壊されていない自然環境が必要で、本当の幻の魚になってしまう恐れがあり、絶滅危惧種代表格である。

縄文時代、川の傍のアイヌ人達は、悠々と泳ぎまわるイトウと一緒に生活していたと思うと、ロマンや時代をツクヅク感じるのである。

芥川賞を受賞した作家である「開高 健」は、熱心な釣師としても知られ、釣りに関する作品も多い。 彼は、アラスカでイトウを専門に狙ったことは有名で、専門誌にも紹介されている。
「キャッチアンドリリース」(釣った魚を河に戻す)という思想を広めた人物と言われています。



次回、 「中禅寺湖の千手ヶ浜」






【小生の主な旅のリンク集】

《日本周遊紀行・投稿ブログ》
GoogleBlog(グーグル・ブログ)   FC2ブログ    seesaaブログ   FC2 H・P   gooブログ   忍者ブログ

《旅の紀行・記録集》
「旅行履歴」
日本周遊紀行「東日本編」   日本周遊紀行「西日本編」   日本周遊紀行 (こちらは別URLです)  日本温泉紀行 

【日本の世界遺産紀行】   北海道・知床   白神山地    紀伊山地の霊場と参詣道   安芸の宮島・厳島神社   石見銀山遺跡とその文化的景観   奥州・平泉   大日光紀行と世界遺産の2社1寺群   

東北紀行2010(内陸部)    ハワイ旅行2007   沖縄旅行2008   東北紀行2010   北海道道北旅行   北海道旅行2005   南紀旅行2002   日光讃歌



【山行記】

《山の紀行・記録集》
「山行履歴」   「立山・剣岳(1971年)」   白馬連峰登頂記(2004・8月)   八ヶ岳(1966年)   南ア・北岳(1969年)   南ア・仙丈ヶ岳(1976年)   南アルプス・鳳凰三山   北ア・槍-穂高(1968年)   谷川岳(1967年)   尾瀬紀行(1973年)   日光の山々   大菩薩峠紀行(1970年)   丹沢山(1969年)   西丹沢・大室山(1969年)   八ヶ岳越年登山(1969年)   奥秩父・金峰山(1972年)   西丹沢・檜洞丸(1970年)   丹沢、山迷記(1970年)   上高地・明神(2008年)

《山のエッセイ》
「山旅の記」   「山の歌」   「上高地雑感」   「上越国境・谷川岳」   「丹沢山塊」   「大菩薩峠」   「日光の自然」


PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Copyright (C) 2009 日光の世界遺産、二社一寺、, All right Resieved.
*Powered by ニンジャブログ *Designed by 小雷飛
忍者ブログ / [PR]