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世界遺産の日光の寺社群、
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  111、日光の世界遺産;二社一寺 「東照宮の絵柄、色彩の不思議」  





http://uda1.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_da0/uda1/m_IMG_4913.jpg?c=a1



http://img5.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/e7/07/kassy1946/folder/1796569/img_1796569_66703783_10?1341718775



http://jp-isan.com/another-area/nikkotoshogu/nemurineco.jpg





東照宮の不思議、絵柄・色彩

江戸時代初期の建築・美術・工芸の粋を集めた建造物と称される「日光東照宮」。
その豪壮華麗な姿を維持するため、およそ50年に1度の割合で大規模な修復作業が行われており、2007年からは「平成の大修理」と称される修復作業を財団法人・日光社寺文化財保存会が一手に行っている。

修復作業は「漆塗」と「彩色」の二つの部門に分かれ、それぞれを専門の職人が請け負う。
日光東照宮らしい煌びやかな彩色は、天然の“岩絵の具”と“金”で描かれている。

“岩絵の具”は大変貴重なうえ、風雨に弱いため、本来は屋外の装飾には適していない。しかし、400年前と同じ手法を継承するために、あえて現在でも“岩絵の具”を用い、当時と変わらない独特の極彩色を忠実に再現している。この難しい彩色を施して剥落した色を修復し、絵を再現するのが「彩色職人」の仕事である。

「彩色」の工程は、彩色作業の設計図である“見取り図”の作成から始まる。彩色職人は修復作業に入る前に必ず、修復する彫刻の姿とそれに施された彩色を細部に至るまで紙に描き起こし、これを元に作業を行っていく。
“見取り図”の作成は、写真では残すことができない繊細な彩色の細部を後世に伝える役割も果たすため、彩色職人にとっての大切な仕事の証でもある。

ところで、東照宮内部の建造物は、基本的に五色の色彩が配されているという。
具体的には、白・赤・黒・黄色(金)・青で、日光東照宮のシンボルともいえる陽明門に到るまで、訪れた人は五重塔、神厩、水盤舎、鐘楼等を通るが、次第に色彩が華やかになってきて、陽明門に至ると五色の色が全てが使用され、より華やかな色彩に包まれる。 
後に通る唐門、本殿、坂下門にも同様に確認出来る。

東照宮の色彩は、陰陽道における陰陽五行説によるとされ、魔除けの願いがこめられていると言われている。
陰陽五行では地球上のすべては五つの元素で成り立っているとされ、五元素を示す色が即ち、白・赤・黒・黄色(金)・青といい、東照宮もそれに習ったとされている。




次回、 「東照宮入口の遠近法の不思議」







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