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世界遺産・日光大紀行

世界遺産の日光を中心に、日本有数の広さをもつ、大日光市域の自然、登山、歴史、世界遺産群を巡ります。

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24、日光の世界遺産;二社一寺 「輪王寺常行堂の摩多羅神」





http://c2.atwiki.asia/livia/2/2013/0921/6d65a9262357de428f58.jpg


http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/nikk06.gif

摩多羅神(まだらじん)は秘仏であり一般には見ることができないが、
掛け軸でその様子を知ることができる




常行堂の後ろ神である摩多羅神は、天台宗における一種の本尊でもあり、阿弥陀様およびその念仏の守護神ともされ、主に、常行三昧堂(常行堂)の後戸の神として知られる。 

因みに、「後戸の神」とは、仏堂の背後の入口に構える神のことで、この入口は本尊の背後にあることから、後戸から入った悪鬼を本尊から守る為の護法神とされているそうです。


摩多羅神というこの神は、日光山の尊仏の守護神とされ、又、東照宮に祭る相殿神でもあり、源頼朝の化身(化神)ともされているのです。

日光市民や周辺地域では、特別にこの摩多羅神を信仰していて、御札(おふだ)も発行され現在も尚、それらの毎年の祭礼が続いていると言います。 
無論、これは日光を守ってくださる、特別の神でもあるからで。

慈覚大師・円仁が、唐からこの摩多羅神を持帰ったという伝承があるそうです。  


ところで、東照宮の数ある彫刻の中、野菜をテーマとしたものが幾つかあります。

瓜、茄子、瓢箪やササゲ(ふつう10~30センチの長さの豆)などがありますが、そんな中、陽明門の東西廻廊には茄子の彫り物絵が描かれています。
何でも、野菜の関係は狩野派の得意とした図柄とされていて、探幽の絵にもナスや瓜を描いたものがあるという。
 
そして、この茄子こそ日光山を護る、摩多羅神の大好物とされているのです。


次回、輪王寺・常行堂の摩多羅神・Ⅱ







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