忍者ブログ
世界遺産の日光の寺社群、
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
カウンター
フリーエリア
[318] [317] [316] [315] [314] [313] [312] [311] [310] [309] [308
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。





  94、日光の世界遺産;二社一寺 「東照宮・坂下門・猫と雀」  





http://totitabi.ame-zaiku.com/nikkou/tousyougu/16/03.JPG



http://img.emachi.co.jp/560x560/myalbum/dsp/98848423_0006462.jpg



http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/a5/SleepingCatNikko.jpg



http://upload.wikimedia.org/wikipedia/ja/b/b7/Sparrow_at_Nikko_Tosho-gu.jpg







坂下門は江戸期の当初・元和年間に建てられたそうで、全体的に白と金を基調としているが同じ東照宮や大猷院の門ほどの飾り気はなく、どちらかと言えば清楚な印象は受けます。

そして、欄間には鶴の透かし彫り、腰羽目(壁の下部に張った羽目板)には牡丹と唐草が彫り込んでありますが、奥宮へ続く欄間には有名な“眠り猫”と“雀”の彫刻が彫り込まれているのです。

ただ、写真などで想像していたより小さな猫で、猫ファンには可愛らしい猫のようです。



それでも、猫の彫刻は名工・左甚五郎作で、彫刻の由来は平和を象徴し、天敵である猫が居眠りをしても雀が踊っている姿を表現していると言われるのです。 

場所によっては、猫が薄め目を開け爪を立てているようにも見え、侵入者には断固として拒否する姿勢が窺えるともいいます。


猫と雀の意味合いには、猫が狙って食べてしまう雀ですが、うたた寝の猫の裏側に雀なので食べられることはない。
つまり、戦乱の時代から平和な時代がやってきたと言う意味だとされているのです。

また、この坂下門から奥社(家康の墓)からは、“ネズミ”一匹も通さないという意味にも取れるといいます。

東照宮の彫刻には空想の動物を含め、かなりの数の凝った生き物が彫刻されていて、植物も同様ですが、こちらの猫と雀の彫物は好対照であるが、その意味は単純にして明快とも言われます。



次回、東照宮・坂下門外編;鼠と雀の話題








【小生の主な旅のリンク集】

《日本周遊紀行・投稿ブログ》
GoogleBlog(グーグル・ブログ)   FC2ブログ    seesaaブログ   FC2 H・P   gooブログ   忍者ブログ

《旅の紀行・記録集》
「旅行履歴」
日本周遊紀行「東日本編」   日本周遊紀行「西日本編」   日本周遊紀行 (こちらは別URLです)  日本温泉紀行 

【日本の世界遺産紀行】   北海道・知床   白神山地    紀伊山地の霊場と参詣道   安芸の宮島・厳島神社   石見銀山遺跡とその文化的景観   奥州・平泉   大日光紀行と世界遺産の2社1寺群   

東北紀行2010(内陸部)    ハワイ旅行2007   沖縄旅行2008   東北紀行2010   北海道道北旅行   北海道旅行2005   南紀旅行2002   日光讃歌



【山行記】

《山の紀行・記録集》
「山行履歴」   「立山・剣岳(1971年)」   白馬連峰登頂記(2004・8月)   八ヶ岳(1966年)   南ア・北岳(1969年)   南ア・仙丈ヶ岳(1976年)   南アルプス・鳳凰三山   北ア・槍-穂高(1968年)   谷川岳(1967年)   尾瀬紀行(1973年)   日光の山々   大菩薩峠紀行(1970年)   丹沢山(1969年)   西丹沢・大室山(1969年)   八ヶ岳越年登山(1969年)   奥秩父・金峰山(1972年)   西丹沢・檜洞丸(1970年)   丹沢、山迷記(1970年)   上高地・明神(2008年)

《山のエッセイ》
「山旅の記」   「山の歌」   「上高地雑感」   「上越国境・谷川岳」   「丹沢山塊」   「大菩薩峠」   「日光の自然」



PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Copyright (C) 2009 日光の世界遺産、二社一寺、, All right Resieved.
*Powered by ニンジャブログ *Designed by 小雷飛
忍者ブログ / [PR]