忍者ブログ
世界遺産の日光の寺社群、
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
カウンター
フリーエリア
[76] [75] [74] [73] [72] [71] [70] [69] [68] [67] [66
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

.





日本の世界遺産 白神山地(17) 「白神山地の植生」 .






写真;世界遺産・白神山地の特徴は「ブナ林」(山毛欅)





ブナ林は、国内のほぼ全域に存在するが、特に北半球の冷温帯を代表する林である、

青森と秋田の両県にまたがる白神山地には、このブナ林が世界最大の広さで残っている。 
しかも、中心部は伐採などの人手が全く入っていない原生的な状態のままで。

世界自然遺産の地域は、中央部の核心地域と周辺の緩衝地域に分かれていて、これらの何れの地域も世界遺産登録時より開発を行わず、現状のまま保護されることになっている。

従って、これらの地域には遺産登録以前からあった登山道以外には道はなく、今後も恒久的に整備されない予定であり、特に核心地域には道らしい道はないという。 

核心地区は林道すらないので、そこを踏破するには極めて高度な登山技術などが必要とされ、世界遺産に登録されてから以降も、核心地区での遭難事故の発生もあり、死亡者も出ているという。

これらの原生林は、殆どの地域がブナ林に覆われている。


白神山地の特徴的なのがブナである、

白神山地の誕生は今から約200万年前に始まった日本海の隆起に起源すると言われ、その特徴であるブナ林の誕生は、凡そ8千年前の縄文時代の草創期であるとされている。

白神山地が世界自然遺産に登録された理由、それは人の影響をほとんど影響を受けていない原生的なブナ天然林が世界最大級の規模で分布していることにある。 

このブナ天然林には、ブナーミズナラ群落、サワグルミ群落等をはじめ多種多様な植物が生育し、高緯度にもかかわらず、ツキノワグマ、ニホンザル、クマゲラ、イヌワシ等をはじめ非常に多くの動物が生息しており、白神山地全体がまるで森林博物館とも云われる。




次回、 白神山地(18) 「ブナ林の世界遺産





【小生の主な旅のリンク集】

《日本周遊紀行・投稿ブログ》
GoogleBlog(グーグル・ブログ)   FC2ブログ   C・掲示板   FC2 H・P   gooブログ   yahooブログ

《旅の紀行・記録集》
「旅行履歴」
日本周遊紀行「東日本編」   日本周遊紀行「西日本編」   日本周遊紀行 (こちらは別URLです)  日本温泉紀行 

【日本の世界遺産紀行】
北海道・知床   白神山地    紀伊山地の霊場と参詣道   安芸の宮島・厳島神社   石見銀山遺跡とその文化的景観   奥州・平泉

東北紀行2010内陸部    ハワイ旅行2007   沖縄旅行2008   東北紀行2010   北海道道北旅行   北海道旅行2005   南紀旅行2002


【山行記】

《山の紀行・記録集》
「山行履歴」   「立山・剣岳(1971年)」   白馬連峰登頂記(2004・8月)   八ヶ岳(1966年)   南ア・北岳(1969年)   南ア・仙丈ヶ岳(1976年)   南アルプス・鳳凰三山   北ア・槍-穂高(1968年)   谷川岳(1967年)   尾瀬紀行(1973年)   大菩薩峠紀行(1970年)   丹沢山(1969年)   西丹沢・大室山(1969年)   八ヶ岳越年登山(1969年)   奥秩父・金峰山(1972年)   西丹沢・檜洞丸(1970年)   丹沢、山迷記(1970年)   上高地・明神(2008年)

《山のエッセイ》
「山旅の記」   「山の歌」   「上高地雑感」   「上越国境・谷川岳」   「丹沢山塊」   「大菩薩峠」






PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Copyright (C) 2009 日光の世界遺産、二社一寺、, All right Resieved.
*Powered by ニンジャブログ *Designed by 小雷飛
忍者ブログ / [PR]