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 日本の世界遺産 白神山地(31) 「十二湖散策コース」  .



⑦.十二湖散策コース


十二湖散策歩道Map(クリック拡大;MAPは「十二湖Information」より)





十二湖の身近な池、



白神岳登山コース十二湖ルートの「大崩」から十二湖全体を見渡すことができる。
33の湖沼があるろいわれるが何故か「十二湖」と呼んでいる。

ブナ等の原生林に覆われているこれらの地域は、津軽国定公園や津軽十二湖自然休養林に指定されている。

良く整備されたハイキングコースは、さまざまな歩き方ができ、所要時間も1時間30分から4時間とバラエティー豊かに楽しむことができる。



小生が「日本一周旅行」の際に立ち寄った時の十二湖は、車が入れるのは王池辺りまでで、それからは結構長い時間かけて青池まで歩いた記憶があるのに、今は青池の近くまで車道が延びて駐車場も出来ているようだ。
従って、大崩山や崩山、更には白神山方面の登山者には大層便利にはなっている。


案内書によると、十二湖は『約300年前の地震によってできた大小33の湖沼群からなる、ブナの森に囲まれた美しい公園(津軽国定公園)』とのことである。

東方に聳える崩山の上から眺めると、小さい池は森の中に隠れ、大きな池だけが十二ヶ見えることから「十二湖」と伝えられているらしい。

因みに、この十二湖の地籍である岩崎村(現在は深浦町)は、「夜空が暗く空気も澄んでいるので全国で最も星空の観測に適している」、という環境庁(現環境省)のお墨付きの地でもあるようだ。



コースとしては、車道も通っている表側のエリアである「八景の池」、「王池(西湖・東湖)」、「越口(こしぐち)の池」、「鶏頭場(けとば)の池」それに奥まったところの「青池」
辺りを周遊するコースで概ね2時間程度で、こちらは名付けるとすれば「表十二湖コース」であろうか。


更に、南側の奥まったところには「長池」や「金山の池」、「池畑の池」、「面子坂の池」、そして最も奥まった「大池東、西湖」を巡る、所謂、「奥十二湖コース」を含めて、どんなにぐるぐると歩いても正味4~5時間もあればそのあらかたを見て回ることができる。



尚、十二湖のほぼ中央部に「日本キャニオン」という、岩肌むき出しの荒々らしい山塊が聳えている。 

浸食崩壊によって、凝灰岩の白い岩肌がむき出しになったとされるダイナミックなU字谷の大断崖であり、遊歩道から僅かな所に展望台もあって、眺めるとなかなか圧巻である。

因みに、日本キャニオンというのは、アメリカ合衆国のコロラド高原にあるグランドキャニオンを思わせることから命名したという。 
正確な成因については現在も研究中であり、氷河の名残ではないかと考えられているが、それにしては、余りにも規模が違いすぎるけどね・・!?。


十二湖を鑑賞する順路としては、いろいろなコースがあるので、時間やメンバーの体力・気力に合わせた計画ができるのも魅力であろう。


次回、白神山地(32) 「白神山地登山コース





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