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世界遺産・日光大紀行

世界遺産の日光を中心に、日本有数の広さをもつ、大日光市域の自然、登山、歴史、世界遺産群を巡ります。

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世界遺産・知床  「知床五湖の入場制限」 .



 【 知床五湖の入場制限 】 (北海道朝日新聞参照)






  
  一湖のそばに設置された高架木道(手前)。向こう岸の地上遊歩道は、来年はルートが変わる=6月、



  




  【知床五湖の来場者制限

北海道の知床がブームを起こしたのは、御存知、「知床旅情」が大ヒットして以来の一時期であった。
その頃はマイカー時代の到来した時期でもあり、人々は波のように押し寄せたと言われる。

その後、鉄道や観光会社などの宣伝、PRで知床の人気が続き、そして近年の平成17年、知床が「世界自然遺産」に登録されるに及んで、爆発的に観光客が増えたと言う。
知床には、年間約50万人もの方が訪れているのである。

従って、夏場の繁忙期、お盆の時期やシルバーウィークには、五湖へ向かうマイカーで数キロも渋滞し、知床五湖へ向かう遊歩道内でも人々が列を成し渋滞が起きるなど、知床の自然をゆっくりと楽しむことさえ出来なくなっているという。


その知床の中でも最大の観光地、景勝地が「知床五湖」であろう。
ところで、テレビなどでもお馴染みであろうが、知床は世界的に見ても、ヒグマの生息密度が非常に高い地域である。 
その中で、知床五湖も例外なくヒグマの生息地なのである。

このような状態において、知床五湖を利用する人々の安心、安全をどう守るかが課題となっている。



元より、知床五湖は山間部でありヒグマの生息地の中にあるため、当然ながら遊歩道付近でもヒグマが頻繁に出没する。
観光客が増加するにつれてヒグマに遭遇することもあり、又、環境への影響、遊歩道周辺の踏み荒らしや食べ歩き等自然への悪影響や事故の危険性が懸念されるようになった。

2004年には、遊歩道に出没したヒグマに観光客がフラッシュを浴びせる事件(襲撃されても不思議ではない行為)が発生しており。

そんな訳で、世界遺産に認可された平成17年からは、地上遊歩道とは別に高架木道が作られ始め、平成22年には1湖の湖畔までの全長800mが開通した。
高架木道脇には電気柵が設置されており、ヒグマの影響を受けることなく、安全に知床の雄大な自然を楽しむことができるようになったという。


更に、せっかく知床まで来られた人々に、知床五湖を体験してもらうためにはどうしたらいいか。
その問題を解決するために、この制度の導入することになったという。

前述のとおり、ヒグマが遊歩道周辺に出没した場合には遊歩道が閉鎖されるが、春から夏にかけては閉鎖の頻度が高く、安定した利用ができない状況ともなっており、有識者の中では、遊歩道の閉鎖期間の設定についても意見の相違が表面化しており、自然保護と観光をいかに共存させていくかが問題となっている。

そこで平成23年からは、「利用調整地区制度」が知床五湖に適用されるようになった。


こうした状況を踏まえ、安全で環境負荷の少ない利用を図るため、ヒグマ対策のための電気柵を設けた高架木道・展望台を整備し、観光客は主にそちらを利用してもらうこととする一方で、従来の五湖を巡る遊歩道については、2011年度から入場者の人数制限、レクチャーの義務づけ、有料化等が導入された。


先ず、ヒグマへの対処の技術を持った登録引率者のツアーに参加することで、ヒグマがよく出没する時期(ヒグマ活動期:5月10日~7月31日)でも、知床五湖を楽しんもらえるようになった。

又、8月1日~10月20日は植生保護期間としている。
植生への踏みつけなどの防止、ヒグマに対する基礎知識の普及のために、事前レクチャー(約10分)の受講を義務付けている。
同様に一度に入る人数を制限することで、静寂な知床五湖をゆっくりと楽しむことができるようになっている。




  【自然保護と観光の調和

世界自然遺産「知床」の代表的な景勝地、知床五湖の歩き方が来年5月から変わる。

年間約50万人に上る観光客の影響を極力抑え、より質の高い野生環境を守ることを目指し、環境省が入場者を制限する「利用調整地区制度」を導入したことによって、国立公園の自然環境を維持しながら適正利用を図ることを目的に、環境相が地区を指定し、入域期間や人数を制限する。

従来の自然公園法では開発行為の制限は可能だったが、観光客の集中などによる自然荒廃への対応が困難で、人の動きのコントロールが課題だった。


そこで、知床五湖においては・・、

五湖の遊歩道は、ルート規制と立ち入り認定手数料の徴収により人々の入場をコントロールする。
ヒグマ活動期(5月10日~7月31日)は1周約2・5キロ、上図の①のコースを利用し、500円(12歳未満250円)の入場料を徴収する。

又、植生保護期(8月1日~10月20日)は、上図の②、③を利用し、250円(同100円)の入場料を徴収する。

更に、利用者はヒグマ対策や植物保全について約10分のレクチャー(事前講習)を受けることが義務づけられ、ヒグマが多い時期はガイド同行となる。
ただし、今年整備された高さ2~5メートルの高架木道は常時無料。


尚、環境省は現地では少人数の出先機関しかないため、現場で事務を代行する「指定認定機関」を選定し、入場手数料はその人件費や講習経費に充てる。


ところで今夏、利用者3万人なら450~500円との試算を示したが、地元観光業者らは「200円が上限」と主張し、「利用者の増減で金額が毎年変わりかねない。理解が得られるのか」と批判も出た。

結局、同省側は人件費を絞り込むなど、ヒグマ活動期と植生保護期で料金差をつけるなどして合意にこぎつけたという。


次回、「カムイワッカの湯 」





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