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  世界遺産・知床(19) 羅臼「羅臼八景」 .




  半島北側の「知床八景」に対比して、南側の羅臼にも「羅臼八景」が在ります・・、



  
  望郷台から望む羅臼市街、根室海峡と国後島





羅臼町は、知床半島の脊梁山脈にあたる知床連山が町境で、隣接する斜里町と二分されている。
目の前に広がる根室海峡の向こうには、北方領土の国後島が、羅臼町とほぼ平行に対峙しているて、近い所で25㎞しか離れていない。

知床連山に源を発した多くの河川が海に流れ込み、主に羅臼川河口部を中心に中心市街、集落があって、街の正面に当たる海岸線は、大半が「羅臼港」が占める。
港の大きさが示すとおり、漁業従事世帯が総世帯の3分の1を占める漁業の町であり、「魚の城下町」とも呼ばれている。 
羅臼の海産物はスケソウダラ、昆布、鮭、イカ、ウニなどが獲れ、特に羅臼コンブは有名。



「日本最後の秘境」、「原生の自然」などと謳われる「知床」だが、羅臼は、岬まで海岸線には30軒ほどの番屋が並び、夏の間はコンブ漁の漁師が番屋で暮らすという。 
そもそも羅臼側は人跡未踏というような場所ではなく、岬の先端部、その先の海までもが地元の人々にとっては生活圏といえる。

又、知床半島を斜里町と二分する羅臼町であるが、「ウトロ」と並んで知床半島観光の拠点となる町でもある。
特に、先に紹介した露天風呂「熊の湯」や海峡に面し波打ち際に湧き出る「セセキ温泉」(満潮時には水没するという温泉)、相泊温泉(あいどまり:羅臼より15kmほど、海岸線の際にあり、砂利を掘って木枠で囲った湯船が設置されている)などユニークな温泉も多い。


又、『知床旅情』の唄の発祥地、人気ドラマ「北の国から 2002遺言」のロケ地などの人気のスポットでもあり、国内最大のヒカリゴケの群生地など、こちらも斜里町ウトロ側と並んで数多くの見所がある。

羅臼も、「世界自然遺産・知床」に代表される世界有数の自然に囲まれた町である・・、
或る漁業関係者は『世界遺産になったから素晴らしいとか、いいとかいう話じゃないんだよね。 むしろ世界遺産になったからこそ、もう少しきちんとしなくちゃいけない、そう思ってやってるんだ』・・と

世界遺産である羅臼町(町域は含まない)は、知床観光もさることながら人々が暮らす漁業との二本柱の町なのである。

ここで、観光協会が推薦する「羅臼八景」を紹介しよう。


  羅臼八景1【しおかぜ公園】
  
  森繁久弥の像が立つ、見晴らしの良い公園



羅臼漁港を一望でき、まさに「潮風」を頬で感じる好立地!!オホーツク老人の像の横には森繁久弥がロケに協力した羅臼町民に感謝を込めて贈った歌「知床旅情」の歌詞が自筆で彫られている。

戸川幸夫小説「オホーツク老人」の碑が建ち、これを原作とした名作映画「地の涯てに生きるもの」の撮影から森繁久弥の『知床旅情』が生まれた。

(2009年11月10日 :俳優で文化勲章受章者の森繁久弥さんが老衰のため東京都内の病院で死去しました、96歳 ご冥福を祈ります)



  羅臼八景2 【マッカウス洞窟(ひかりごけ)】
  


市街地から1.5km知床半島よりにある洞窟で、内部には幻想的な光を放つ「ひかりごけ」が自生している。ヒカリゴケは糸状に伸びた茎の部分にレンズ状の細胞が並んでおり、コレが光を反射して美しいエメラルド色に輝く。 
自生規模が国内最大・・!

松浦武四郎が知床探検のとき一夜をここで過ごしたといわれる。
夏は日が差してる時間が見ごろで、冬はヒカリゴケに代わって氷の柱「氷筍」が見られる。北海道指定天然記念物の1つ。
見頃、5月~10月・・、12月~4月は氷筍が見られる



次回も、「羅臼八景




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