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世界遺産の日光の寺社群、
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世界遺産 日光大紀行(106)日光の自然 「奥日光・湯滝」




http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/20/56cda0fe1a78832cd6293786357a1beb.jpg


https://encrypted-tbn1.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcRAzofppy1s1bK3ct9vqh2byroAg-CeeY9cb-4VVMan3bepCc2_
写真;湯滝






戦場ヶ原の光徳から日光湯元までは、ほんの2km足らず、その一番手前にある名所の一つが「湯滝」であろう。 
岩面をザワザワと豪快に流れ落ちる様は、一見の価値はある。
西側の外山と東の三岳の山裾が、ガチンコとぶつかって湯ノ湖ができ、その合間をぬって流れ落ちるのが湯滝である。 尤も、地質学的に正確に言うなれば、三岳の噴火の際に湯の湖ができ、その時の固まった溶岩の上を流れているのが湯滝と言うらしい。
つまり、湯滝は湯ノ湖から流れ落ちる滝なのである。

高さ70メートル、長さ110メートル、幅25mの滝で、華厳滝、竜頭の滝と並んで奥日光三名瀑の一つとされている
日本百名山である日光白根山の麓に位置する日光湯元温泉があり、温泉街(小規模)の正面に湯ノ湖があり、その南岸から斜面を流れ落ちる。
周辺一帯のあちこちから湯が湧いていて湯ノ湖に注いでいるが、湯ノ湖自身の湖水は普通の淡水のようで、従って、滝を流れ落ちるのは湯ではなく水である。 無論、湯川も湯の川でなく普通の冷たい清流である。


湯滝を流れ落ちた水は日本有数の高層湿原「戦場ヶ原」を流れる湯川となり、竜頭の滝を下って中禅寺湖へ流入する。
滝の斜面を構成する岸壁は、湯川の流れをせき止めて湯ノ湖を形成した三岳の溶岩であり、滝の下段部は左右二股に分かれていて、かつては滝壺中央付近に落葉樹が立っていたが、台風によって失われたという。

湯滝の周辺は湯元温泉へ通じる道路からも近いことからハイシーズンには大勢の観光客が訪れる。
滝の側面には遊歩道が設けられており、落ち口、滝壺、そして側面の三面から滝の姿を鑑賞することが可能であり、特に滝壺の観瀑台からは目の前に迫った滝を間近に見ることができ圧巻である。
秋の紅葉、初夏には三つ葉ツツジやシャクナゲなどの名所でもあり、美しく飾る大自然は四季を通じて楽しめる。

最近は中高年登山ブームで、アクセスの良い湯滝周辺は募集ツアーのコースに組み込まれることも多く、湯ノ湖周辺でも大勢の団体による大行列がしばしば見かけられる。
湯滝から少し下ると小滝があり、落差はわずか5メートル程度であるが、周囲の森と調和して「スダレ型」と呼ばれる滝の白さが印象的である。
更に、20分ほど下ると泉門池があり、この池の西端から外山の地下水が湧いていて、何とも清々しいところである。





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