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 世界遺産 日光大紀行(28) 「奥鬼怒温泉」  .




奥鬼怒温泉案内図(小; クリック大)


奥鬼怒温泉郷の周囲は鬼怒川源流域にあたり、湿原と山、急峻な斜面を流れ下る川で構成されている。
北側の山中にある鬼怒沼は、奥鬼怒の最奥部にあり、鬼怒川の源流のひとつとなっている高層湿原で、日光沢温泉からの登山道が整備されている。

景勝地であるオロオソロシの滝、ヒナタオソロシの滝は、奥鬼怒源流域を代表する滝である。
オロオソロシの滝は、「日陰」(オロ)の「恐ろしい音がする」滝、又、ヒナタオソロシの滝は、「日向」(ヒナタ)にある「恐ろしい音がする」滝を意味するとされる。 
急峻な山肌を流れ落ちる段瀑でもある。


実は、奥鬼怒温泉郷から尾瀬エリアへ至る道路が存在しているのである。 だが、一般車両は乗り入れできない。

奥鬼怒スーパー林道がそれで、奥鬼怒温泉の八丁湯から奥鬼怒連山の鬼怒沼山の北側のトンネルを越えて、尾瀬の大清水に至っている全長16.2km林道で、平成5年に完成している。


しかし、地元の群馬県自然保護連盟は、林道の存在が自然環境を破壊しかねないとして反発、林道の建設目的に観光は含めないことで開通する取り決めがされた。
このため、林道自体は1993年に開通はしたものの、2010年現在も県境付近は一般車両の通行止めが続いている。
(地元住民、土地所有者以外の通行には地元市町村長の許可が必要)

従って、入口の女夫渕温泉から先は許可車両のみの通行となり、現在は林道関係者の他、2軒の宿(八丁の湯、加仁湯)の車両がが宿泊者の送迎をしている。


標高1300メートルを超える温泉地は、日光市街地(標高500m)より気温差は8度前後も低く、夏涼しく、色鮮やかな秋、白銀の冬となる。

点在する4軒の宿は個性的で泉質も異なるという。
鬼怒沼湿原を中心とする登山、トレッキングの基地としても知られていて、泉質重視の秘湯ファンが多く訪れる温泉地であり、歩ける用意をして関東屈指の別世界を楽しむ人も多い。 
手白沢温泉を除く3軒は、日帰り入浴で湯めぐりできる。



次回、 「奥鬼怒スーパー林道





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