忍者ブログ
世界遺産の日光の寺社群、
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
カウンター
フリーエリア
[135] [134] [133] [132] [131] [130] [129] [128] [127] [126] [125
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

.




世界遺産 日光大紀行(37)奥鬼怒山旅  「オロオソロシの滝」





写真;奥鬼怒歩道案内



オロオソロシの滝




奥鬼怒湿原方面は、日光沢温泉宿の裏側よりルートが付けてあり、15分位行ったところで湯沢峠への分岐へ出た。 
この地は、彼女達が昨日通過したところで、実のところ、このまま鬼怒沼へ登る予定だったらしいが、一人の方が気分がすぐれないという事で、今日の日になったらしい。 当の本人は、本日はご機嫌らしい。
此れより先は、急勾配の山登りを暫くの間は続けなければならない。
深い森の中をしばらく進んでいくと、分岐の指導標にぶつかり、左方向は「ヒナタオソロシの滝展望台」、右方向は「鬼怒沼」と書かれている。

時々大きな岩が転がっていたりするものの、道はよく整備されていて、前方にまたまた滝の名前が書かれた指導標を見つける。
今度の滝の名前は、「オロオソロシの滝」、何れもオソロシの滝、恐ろしい滝の イメージがあるが、指導標の示す方角を眺めてみると、鬼怒川源流の渓谷(既に小規模な沢になっている)を隔てて、糸を捩った(よじった)ような滝が見事である。 
因みに、オロというのは日陰の意味で、北斜面にかかっているからとか、ヒナタオソロシ
は日向のことで、南斜面のある滝らしい。 

オロオソロシ→日陰から恐ろしい勢いで流れる滝
日向オソロシ→日向から恐ろしい勢いで流れる滝

「オソロシ」は恐ろしい・・?、かどうかは定かでない。


そして、高度を上げるに従って昨日通過した「根名草」の坊主頭がニョキッと現れ始めた。 その向こうには、白根の白く纏った三角のピークも見えははじめた。

この辺りへ来て、どうやら急峻な勾配もオサラバの様である。 だがしかし、道中はまだまだ長いのである。

黄色く変色していて、今にも葉を落とさんばかりのブナの大樹海、原生林の、根っこに邪魔されながら、喘ぎながらも着実に歩を進める。

さすがに彼女達も暫し、無言の状態で歩を進め続いていて、吐く息を背中に感じながら、何れの方も元気な様子である。


ところで、既に数刻の時が経過していて、もうソロソロ目的の地が現れるはずであるが、一向にその気配が感じられない。
妙に勿体ぶっている様にさえ思われるのであるが・・?。


次回、奥鬼怒山旅  「奥鬼怒湿原





【小生の主な旅のリンク集】


《日本周遊紀行・投稿ブログ》
GoogleBlog(グーグル・ブログ)   FC2ブログ   C・掲示板   FC2 H・P   gooブログ   yahooブログ

《旅の紀行・記録集》
「旅行履歴」
日本周遊紀行「東日本編」   日本周遊紀行「西日本編」   日本周遊紀行 (こちらは別URLです)  日本温泉紀行 

【日本の世界遺産紀行】   北海道・知床   白神山地    紀伊山地の霊場と参詣道   安芸の宮島・厳島神社   石見銀山遺跡とその文化的景観   奥州・平泉   大日光紀行と世界遺産の2社1寺群   

東北紀行2010(内陸部)    ハワイ旅行2007   沖縄旅行2008   東北紀行2010   北海道道北旅行   北海道旅行2005   南紀旅行2002   日光讃歌



【山行記】

《山の紀行・記録集》
「山行履歴」   「立山・剣岳(1971年)」   白馬連峰登頂記(2004・8月)   八ヶ岳(1966年)   南ア・北岳(1969年)   南ア・仙丈ヶ岳(1976年)   南アルプス・鳳凰三山   北ア・槍-穂高(1968年)   谷川岳(1967年)   尾瀬紀行(1973年)   日光の山々   大菩薩峠紀行(1970年)   丹沢山(1969年)   西丹沢・大室山(1969年)   八ヶ岳越年登山(1969年)   奥秩父・金峰山(1972年)   西丹沢・檜洞丸(1970年)   丹沢、山迷記(1970年)   上高地・明神(2008年)

《山のエッセイ》
「山旅の記」   「山の歌」   「上高地雑感」   「上越国境・谷川岳」   「丹沢山塊」   「大菩薩峠」   「日光の自然」






PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Copyright (C) 2009 日光の世界遺産、二社一寺、, All right Resieved.
*Powered by ニンジャブログ *Designed by 小雷飛
忍者ブログ / [PR]