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世界遺産 日光大紀行(96)日光の自然 「紅葉の名所・竜頭の滝」
湖尻の菖蒲ヶ浜から、いよいよ戦場ヶ原、奥日光の湯元へ向かうことになる。
戦場ヶ原の標高は約1,390m、中禅寺湖の標高が1269メートルであるから、標高差120m
の登ることになる。
国道120号線(ロマンチック街道)は早速、屈曲した上り坂にかかるが、その中程に竜頭の滝があり、展望休憩地がある。
湯元の湯ノ湖から流れ出た湯川が、中禅寺湖に注ぐ手前にあり、男体山噴火による溶岩の上を 210mにわたって流れ落ちる滝で、奥日光三名瀑の一つで、滝壷近くが大きな岩によって二分され、その様子が竜の頭に似ていることからこの名がついたといわれる。
中禅寺湖から100mを一気垂直に流れ落ちる「華厳の滝」とは正反対に、中禅寺湖に向かって落差が凡そ60m、全長は210mの滝が、ザワザワと緩やかに流れ落ちる様は、好対照であるのも見所であろう。
滝は下流側正面の観瀑台から眺めるのがよいと言われるが、東側面には散策路があり、急流状になっている滝を側面から見ることもできる。
嘗ては、上流部の一部を龍雲の滝と呼び分け、滝下流部と区別していた時期もあったという。
竜頭の滝の黒々とした岩壁は、男体山の火山活動の末期に噴出したデイサイト質の軽石流が形成したもので、かつて巨大な湖だった戦場ヶ原を埋め尽くしたものがここまで流れ下ってきたものであるとか。
滝の下(しも)に滝見茶屋があって、滝は先ずここから眺めるのが一般的である。 この茶屋の団子と抹茶は美味しいと言われるのは余計ながら、別名を地獄茶屋とも言うらしい・・?。
実は、この茶屋の下流域を、湯川でなく地獄川と称している。
竜頭の滝を流れ下ってきた湯川は、茶屋の右側を流れる地獄沢が湯川と合流し、その地点より下流を湯川でなく地獄川と呼び分けているのである。
つまり、地獄川は湯川の竜頭の滝より下流部の菖蒲ヶ浜の約500mの区間を指しているようで、地図にも記載されているのである。
さて、この竜頭の滝を観察するには、茶屋の中に入ると早速ながら竜頭の滝を見ることができる。
そこには、展望台が用意されているのでゆったりできるが、紅葉の時には、ここから写真を撮る人でいっぱいになる。
滝の右側には遊歩道が付けられていて、滝の下に紹介する地図を見ながら滝の上流まで上るハイクコースを楽しむことが出来る。
時間に余裕のある方でハイクを兼ねるなら、湖畔のプリンスホテルからホテル裏に出て、中禅寺湖を見ながら竜頭の滝方面へ向かい、滝を見ながら北へ戦場ヶ原の方へ向かうと、疲れを癒されるほど素晴らっしい景観が待ている・・!!。
周辺は、紅葉の時期はこの上なく美しい場所であり、、春の新緑もまた素晴らしく精々しい場所である。
次回、日光の自然 「奥日光・戦場ヶ原」
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