世界遺産の日光の寺社群、
カレンダー
最新記事
(01/04)
(01/04)
(01/03)
(01/02)
(12/28)
カウンター
フリーエリア
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
世界遺産 日光大紀行(113)日光の自然 「奥日光と日光白根山」
日光白根山
さて、奥日光の周辺の山は何といっても日光白根山であろう。
正面に壁のように聳える、金精峠や温泉ヶ岳については、先般の奥鬼怒のところで紹介しているので、ここでは日光白根山を紹介しておく。
白根山は日本百名山の一つで、昔は大方、この湯元からはるばる歩いて登ったようだが、今は群馬県の丸沼側から登山道が用意されて、ここから登る人はほとんどいなくなったのは残念なことである。
それに、日光市内、特に奥日光からでは直ぐ前にある男体山や太郎山にめを奪われて、白根山に注目する人は少ないようだ。
中禅寺湖や戦場ヶ原から見ると、高山や大岳といった前衛の山にかき消され、その頂しか見ることはできないし、湯元あたりでは全く姿を消してしまい、誰の目にも映るという親しい山ではないのである。
本来、この山を眺めるには男体山や皇海山、武尊山(ほたかさん)、尾瀬の燧ケ岳などの2000mを越えた、東西南北の山々から望んだ時、初めて日光連山の盟主に相応しい、威厳と重厚な姿が得られるのである。
上信越の国境付近の多数の有名山群のうち、最高峰の峰なのである。
さて、今回は、日光側の湯元温泉側から登ってみよう。
湯元からは、まずはキャンプ場のよこからスキー場のリフトに沿ってゲレンデの真ん中を登っていく。 リフトの終点まで凡そ1500m、観光リフトが運行してたら何ぼか楽だろうナー、とつくづく思う。
リフトの終点からはいよいよ山道となる。 白根登山道」の立派な道標〔右下画像〕が目に付く。
上記の道標を過ぎると、登山道は左の尾根へ上がっていく。
沢をそのまま登っていく白根沢登山道もあるが、これは旧道であり、正規の登山道は尾根の上となるので間違わぬよう注意を要する。
このまましばらく尾根の上を歩くと、やがて樹林帯の道へと入り、堰堤から先は急坂で荒廃に近い荒模様であり、足元注意。 しばらく続く急登を過ぎれば尾根に上がる安定した地盤になり、気持ちの良い自然林の中のハイキング道に変わる。
白根沢からの廃道を右から合わせると天狗平に到着し、五色山方面が少し見える。
一息入れた後、歩きだすと樹木が疎らになり前方に白根山、背後に男体山がくっきり見えるようになる。
外山のコル・天狗平へ着く。
外山のコルからは、比較的緩やかな上り下りが続き、少し進めば旧道との分岐に着く。
さらに進むと徐々に登りがキツくなって前白根山に到着する。 前白根山は2373m。
未だ遠くに奥白根山の円錐形が望まれ、その左にこれから歩く明るい草原の尾根、その先に黒く錫ヶ岳が鎮座している。
前白根山は、五色沼の東隣に聳えていて、その北側には金精山が控えている。
日光白根山は、諸所に白根山(草津白根山、白峰山)と言うのもあり日光だからその名が付いた、当然の事だが、別名を奥白根山ともいう。 湯元温泉から見て前にあるのが前白根山、奥にあるのが奥白根山である。
次回、 日光白根山・「前白根山」
【小生の主な旅のリンク集】
《日本周遊紀行・投稿ブログ》
GoogleBlog(グーグル・ブログ) FC2ブログ seesaaブログ FC2 H・P gooブログ 忍者ブログ
《旅の紀行・記録集》
「旅行履歴」
日本周遊紀行「東日本編」 日本周遊紀行「西日本編」 日本周遊紀行 (こちらは別URLです) 日本温泉紀行
【日本の世界遺産紀行】 北海道・知床 白神山地 紀伊山地の霊場と参詣道 安芸の宮島・厳島神社 石見銀山遺跡とその文化的景観 奥州・平泉 大日光紀行と世界遺産の2社1寺群
東北紀行2010(内陸部) ハワイ旅行2007 沖縄旅行2008 東北紀行2010 北海道道北旅行 北海道旅行2005 南紀旅行2002 日光讃歌
【山行記】
《山の紀行・記録集》
「山行履歴」 「立山・剣岳(1971年)」 白馬連峰登頂記(2004・8月) 八ヶ岳(1966年) 南ア・北岳(1969年) 南ア・仙丈ヶ岳(1976年) 南アルプス・鳳凰三山 北ア・槍-穂高(1968年) 谷川岳(1967年) 尾瀬紀行(1973年) 日光の山々 大菩薩峠紀行(1970年) 丹沢山(1969年) 西丹沢・大室山(1969年) 八ヶ岳越年登山(1969年) 奥秩父・金峰山(1972年) 西丹沢・檜洞丸(1970年) 丹沢、山迷記(1970年) 上高地・明神(2008年)
《山のエッセイ》
「山旅の記」 「山の歌」 「上高地雑感」 「上越国境・谷川岳」 「丹沢山塊」 「大菩薩峠」 「日光の自然」
PR
この記事にコメントする