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世界遺産の日光の寺社群、
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23、日光の世界遺産;二社一寺 「輪王寺の常行堂」(Ⅱ)






http://mw2.google.com/mw-panoramio/photos/medium/93384793.jpg


http://img.4travel.jp/img/tcs/t/tips/pict/src/114/693/src_11469314.jpg
輪王寺の常行堂



常行堂は、阿弥陀如来を本尊とするが、信仰の対象として建てられた阿弥陀堂と異なり、常行三昧という修行を目的の仏堂で、本山である比叡山の延暦寺をはじめ、天台宗派の寺院においての修行道場のために建てられたものです。

輪王寺常行堂は、常行三昧の遶堂(にょうどう;仏法や供養を説くための会合,集会のとき、衆僧が仏像などの周囲を読経しながら、右回りに巡ること)をするためのお堂で、本尊のまわりを阿弥陀経を唱えながら歩くという、歩行修行が昔から行われてきた。

須弥壇(本尊が祭ってある祭壇)の四周は広々とした通路となっていて、常行三昧の修行者が名号を唱えながら周囲を巡ることができるような造りになっている。 
ここで90日間お経を唱え続け、巡り続ければ阿弥陀仏に会えるといわれています。

その念仏は中国の五台山から伝えられ、音節をつけて名号を唱える音楽的なものであり、極楽世界を彷彿させるものとも言われている。


常行堂の正月には「修正会」(しゅしょうえ)という儀式が行われ、国家安泰や人々の幸福のために祈祷を捧げつつ行います。
一般に修正会とは、毎年正月の始めに僧坊たちによる3日ないし7日間にわたって,国家・皇室の安泰,五穀豊穣などを祈願する法会のことで、修正月会を略して修正ともいいます。

常行堂の本尊である阿弥陀如来は平安時代の作で、宝冠(ほうかん;仏像の冠)をかぶり、孔雀座の上に座っている坐像形式になっていて、この姿の阿弥陀如来像としては大変貴重なもとされます。

又、堂内には摩多羅神(またらしん)が祭られています。 
この神は、仏様の後戸(仏殿の須弥壇の後方にある戸)から不浄なものや、鬼が侵入するのを守る神とされている。



次回、常行堂の摩多羅神








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