世界遺産の日光の寺社群、
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26、日光の世界遺産;二社一寺 「輪王寺・法華堂」
常行堂と法華堂をつなぐ渡廊
法華堂は、常行堂と渡廊で連なっている建物で、常行堂よりやや小ぶりにみえるが、よく似た建物です。
一般に法華堂とは、法華三昧堂の略称で天台宗の法華三昧(主仏の周囲を歩く行と座禅行を中心に修行し、精神を集中させて仏の智慧を得ようとする行)の修行を行う仏堂をいいます。
現在、輪王寺の法華堂では、実際に僧坊による法華三昧が行われているかは定かでないが、
日光山では延暦寺の影響を受け、地元の高僧・慈覚大師が修行僧のために建立したのが常行堂および法華堂といわれてます。
慈覚大師・円仁は、地元・下野出身の僧であり、日光山開祖の勝道上人とは奇しくも同郷であります。
円仁は比叡山の第三代天台座主となった人物で、中国・唐に渡り日本に仏教の修行法や密教などを取り入れた高僧の人物です。
円仁は周知のように、北の果て下北の恐山や平泉の中尊寺、出羽(山形)にある立石寺、松島の瑞巌寺等を開いたように、東日本に造詣が深く、円仁が開山したり、再興したりしたと伝わる寺は200から300にも及ぶとされています。
因みに、東京浅草の浅草寺もその一つです。
現在の輪王寺法華堂は江戸期のもので、建物は幅が3間、奥行きが4間ほどの大きさで、純唐様の建築様式であり、やはり中央の須弥壇(本尊を安置する場所、祭壇)には本尊である普賢菩薩をはじめ鬼子母神などが安置されています。
法華堂も国重要文化財、世界遺産に指定されています。
尚、常行堂と法華堂との間の渡廊(わたりろう)も、国の重要文化財、世界遺産に指定されています。
次回、輪王寺 「慈眼堂」
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