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世界遺産の日光の寺社群、
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  174、日光の世界遺産;二社一寺 「二荒山神社・中宮祠とさざれ石」  




 http://stat.ameba.jp/user_images/20141102/04/yorozu39/6b/75/j/o0800053413116482054.jpg


 http://image.excite.co.jp/feed/expub/Woman_woman/2013/E1386202976106/E1386202976106_9.jpg
写;さざれ石




本殿の右に「二荒山上奥宮登拝口」と書かれた碑があり、狛犬に護られた優雅な登拝門が建っている。 登拝門から入ると、急な石段が続いている。

この門が開けられるのは、毎年5月5日の開山祭(開山日)から10月25日の閉山祭(閉山日)までの間だけであり、この期間中は、社務所に申し出て参拝料(登山料金)、この門から男体山に登ることになる。


その他境内には、稲荷社、大黒殿、山霊宮、幸運の社等の境内社や七福神などが点在しており、ご神木の「イチイ」も畏敬の念を覚えさせる見事な姿で聳えていた。
また、境内奥に「さざれ石」というのがあった。



さざれ石と国歌・「君が代」の由来、

『 君が代は
千代に八千代に
さざれ石の
巌(いわお)となりて
苔(こけ)のむすまで 』

今の言葉、口語にするとにすると

「 汝(なんじ)の治世が幸せな数千年であるように
われらが主よ、治めつづけたまえ、今は小石であるものが
時代を経て、あつまりて大いなる岩となり
神さびたその側面に苔が生える日まで 」

「さざれ石」というのは「細かい石」のことで、鉱物的には長い時間をかけてこれらが集まり堆積して、粘土や砂などと混ざって礫(れき)岩となり、やがて巌(大きな岩)になったものである。

古来、小粒のものが大きく育つ意味合いで、目出度い「石」とされている。
勿論、我が国歌「君が代」の題材になっていることは承知である。


次回、「二荒山神社・中宮祠とさざれ石(Ⅱ)」






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