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日本の世界遺産 白神山地(16) 「十二湖駅」 .
写真:越口の池
つぎに三つ目の「越口の池」があった。
この池の畔では本州では絶滅し、現在では北海道の一部にしか生息してないとされる幻の淡水魚・イトウが養殖されているという。
右側にビジターセンターがあるが、むろんまだ閉館している。
いずれの湖面も、快晴無風で鏡面状態を呈して、朝日に輝く周囲の景色を写し出している。
この先も湖沼が点々とあるが、足跡を残して戻ることにしよう。
五能線・旧十二湖駅 (現在の駅舎は2005年3月に新装建て替えられている)
国道へ戻って気が付いたら、すぐ近くの五能線に「十二湖駅」という小屋風の無人駅が有った。
現在の三角屋根の真新しい駅舎は、旧岩崎村が十二湖観光の拠点施設として新たに駅舎を建設し、産直施設などを新たに設けている。
駅前は、十二湖行きのバスが運行されている。
「十二湖」は、江戸時代・宝永元年(1704年)この地を襲った大地震によって沢がせき止められ、地盤が陥没して形成されたといわれている。
その時できた湖沼は33を数えたが、崩山の頂上から眺めると、小さい池は森の中に隠れ、大きな池だけが12見えたことから、「十二湖」といわれるようになたという。
十二湖は780ヘクタールという広大な森が、本来の姿のまま保護され植物の種類の豊富さは、全国的にも稀に見るものとなっていて、近隣はブナ林が密集し、それらの水分の含有量が多いため、自然の造った水桶あるいはダム、しかも自然の浄化装置を持つ、水質の良い水が各所で湧き出している。湖の総数は約30以上在り、それぞれ透明度は高い。
十二湖は、地域としては世界遺産の核心部や緩衝地域には含まれていないが、世界遺産を取り巻く環境としては充分にその価値はある。
因みに、「十三湖」というのが、この先津軽半島の市浦村にあるが、あちらは湖の数とは無縁のようである。 尚、これから訪れる予定でもある。
次回、「白神山地の植生」
【小生の主な旅のリンク集】
《日本周遊紀行・投稿ブログ》
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《旅の紀行・記録集》
「旅行履歴」
日本周遊紀行「東日本編」 日本周遊紀行「西日本編」 日本周遊紀行 (こちらは別URLです) 日本温泉紀行
【日本の世界遺産紀行】
北海道・知床 白神山地 紀伊山地の霊場と参詣道 安芸の宮島・厳島神社 石見銀山遺跡とその文化的景観 奥州・平泉
東北紀行2010内陸部 ハワイ旅行2007 沖縄旅行2008 東北紀行2010 北海道道北旅行 北海道旅行2005 南紀旅行2002
【山行記】
《山の紀行・記録集》
「山行履歴」 「立山・剣岳(1971年)」 白馬連峰登頂記(2004・8月) 八ヶ岳(1966年) 南ア・北岳(1969年) 南ア・仙丈ヶ岳(1976年) 南アルプス・鳳凰三山 北ア・槍-穂高(1968年) 谷川岳(1967年) 尾瀬紀行(1973年) 大菩薩峠紀行(1970年) 丹沢山(1969年) 西丹沢・大室山(1969年) 八ヶ岳越年登山(1969年) 奥秩父・金峰山(1972年) 西丹沢・檜洞丸(1970年) 丹沢、山迷記(1970年) 上高地・明神(2008年)
《山のエッセイ》
「山旅の記」 「山の歌」 「上高地雑感」 「上越国境・谷川岳」 「丹沢山塊」 「大菩薩峠」
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日本の世界遺産 白神山地(16) 「十二湖駅」 .
写真:越口の池
つぎに三つ目の「越口の池」があった。
この池の畔では本州では絶滅し、現在では北海道の一部にしか生息してないとされる幻の淡水魚・イトウが養殖されているという。
右側にビジターセンターがあるが、むろんまだ閉館している。
いずれの湖面も、快晴無風で鏡面状態を呈して、朝日に輝く周囲の景色を写し出している。
この先も湖沼が点々とあるが、足跡を残して戻ることにしよう。
五能線・旧十二湖駅 (現在の駅舎は2005年3月に新装建て替えられている)
国道へ戻って気が付いたら、すぐ近くの五能線に「十二湖駅」という小屋風の無人駅が有った。
現在の三角屋根の真新しい駅舎は、旧岩崎村が十二湖観光の拠点施設として新たに駅舎を建設し、産直施設などを新たに設けている。
駅前は、十二湖行きのバスが運行されている。
「十二湖」は、江戸時代・宝永元年(1704年)この地を襲った大地震によって沢がせき止められ、地盤が陥没して形成されたといわれている。
その時できた湖沼は33を数えたが、崩山の頂上から眺めると、小さい池は森の中に隠れ、大きな池だけが12見えたことから、「十二湖」といわれるようになたという。
十二湖は780ヘクタールという広大な森が、本来の姿のまま保護され植物の種類の豊富さは、全国的にも稀に見るものとなっていて、近隣はブナ林が密集し、それらの水分の含有量が多いため、自然の造った水桶あるいはダム、しかも自然の浄化装置を持つ、水質の良い水が各所で湧き出している。湖の総数は約30以上在り、それぞれ透明度は高い。
十二湖は、地域としては世界遺産の核心部や緩衝地域には含まれていないが、世界遺産を取り巻く環境としては充分にその価値はある。
因みに、「十三湖」というのが、この先津軽半島の市浦村にあるが、あちらは湖の数とは無縁のようである。 尚、これから訪れる予定でもある。
次回、「白神山地の植生」
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《山のエッセイ》
「山旅の記」 「山の歌」 「上高地雑感」 「上越国境・谷川岳」 「丹沢山塊」 「大菩薩峠」
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