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世界遺産・日光大紀行

世界遺産の日光を中心に、日本有数の広さをもつ、大日光市域の自然、登山、歴史、世界遺産群を巡ります。

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 世界遺産 日光大紀行(22) 「栗山地区・湯西川」  .




栗山地区は、明治以前、栗山郷(郷は村の集まり)と呼ばれていたが、明治中期、町村制によって9つの村が合併し、栗山村となる。
栗山と呼称されたのは、幾説があるが、山林から沢山の栗が採れたことによるのであろう。

2006年3月、合併により栗山村は日光市 栗山地区となり、これで県内ただ一つで、最後であった村が消えたことになる。





東西約27km 南北22kmで、面積は約430k㎡と、東京23区以上の面積を有する栗山地区(その内森林が94%を占める)も、大きく分けて湯西川地区、川俣地区、奥鬼怒地区の三つのゾーンに分けられる。






湯西川 平家の里


さて、湯西川は鬼怒川、川治よりさらに山深く入り込んだ標高800m程のところで、平家の落人集落として、平家塚など、平家にちなむ遺蹟や多くの秘話や伝説などが伝えられている。
今から約800年前、京で栄華を誇った平家は、源氏との戦いで最後の決戦地・壇ノ浦の合戦で破れた。 

“平家の没落の近いことを知り、都を逃れた平家一族中の肥後の守・平貞能は、清盛の嫡男で内大臣の平重盛の妹・妙子姫を奉して、宇都宮朝綱を頼り下野の地へ入った。 しかし、源氏の平家追討の目は厳しく、貞能と妙子姫は釈迦岳に、数名の家臣団は川治の山里に居を構えた。 川治の地で安らぎの生活をしていた平家一族は、五月の節句ののぼりが平家追討使の目に止まる所となり、この地を捨てさらに渓谷をさかのぼり、天然の要塞である栗山の地に居をかまえることとなった。 湯西川の地に篭った家臣団の長が平忠実とも平高房とも言われている。 彼ら一族は川俣や湯西川に定住し温泉を開き、この地に骨を埋め神として祀られたという。この神の祠が湯西川の高房神社である。”

現在も、所在を隠すため、鯉のぼりを揚げない、鶏を飼わない等の風習が残っているといわれる。



それらを後世に永く保存継承する拠点として、民家数棟を移築し復元したのが、「 平家の里 」であり、十幾つの建物の中に、当時の生活の様子や道具などが展示されている。
里の一番奥には、安徳天皇(第81代)をお祀りした湯西川赤間神社があり、平家の里完成に併せて、山口県の下関赤間神社から分祀された由緒正しい神社だとか。


又、東武鬼怒川線(野岩鉄道)の「湯西川温泉駅」でも知れるように、湯西川は温泉の里でも有る。

車だと五十里湖を過ぎると間もなく湯西川温泉駅が見えてくる。
この辺りはもう西川温泉エリアで、鉄道駅は道の駅にもなっており、温泉もあり地元のお土産を探すのも楽しみ。

更に、車で20分(バスで30分)も行くと、周囲は更に高い山々に囲まれ、四方から清らかな水を集めて湯西川本流となる。
そして、河畔には湯煙が立ち昇る民宿、商家、旅館が立ち並ぶ。

平家落人の里らしく温泉街周辺では平家の雅やかさが漂い、山の方では山の暮らしを感じながら思い出深い旅が味わえる所である。


次回、 「栗山地区・湯西川温泉




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