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世界遺産の日光の寺社群、
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 世界遺産 日光大紀行(54)日光の歴史 「日光奉幤使」 



徳川将軍の日光参詣は「日光社参」と呼ばれ、次第に膨大な行列をしたてることになり、併せて、朝廷からの公家らの参詣も盛んになって日光街道や例幣使道などが整備された。

例幣使道」というのは、現在の栃木県日光市から鹿沼市、栃木市、佐野市、下都賀郡岩舟町、佐野市、足利市、群馬県太田市、伊勢崎市、高崎市に至る路線が「日光例幣使街道」または「例幣使街道」と呼んでいる。 

特に日光市から鹿沼市にかけての区間には「日光杉並木」が現存する。



慶安4年(1651)徳川家光が没すると日光山に葬られ、承応元年(1652)家光を祀る大猷院廟を着工し翌年竣工する。
家光の御霊屋(大猷院廟)には、御家人以下は許されなかったという。

当時の満願寺も、水尾帝の宣旨により「輪王寺」の名を賜り、徳川15代の治世の間に13代続けて皇族座主を迎える。

かくして日光は年々の例幣使、将軍社参、諸大名の参拝により隆盛を極めることになる。




日光が、一般の参詣客(物見遊山)で賑わうようになったのはこの頃からである。
日光参詣のために、日光街道を初め日光西街道(壬生通り)、日光例幣使街道、日光北街道、会津西街道など多くの参拝路が整備された。


しかし、一方日光の基盤であった修験道は徳川の時代に入り80坊と復活したが、東照宮が造営されたことにより以前とは異なってきた。

東照宮遷座により「天領」となり輪王寺門跡が統括し日光山の権威高揚のための年中行事との色彩の強いものになっていく。

それに伴って、修験者は低い身分に置かれるようになり、各坊ごとに信者や弟子を抱えた豊かな生活は暗転して、江戸中期以降は廃屋も目立つようになり末期には半数ぐらいになった。


次回、日光の歴史 「日光の近代史





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