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世界遺産の日光の寺社群、
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  世界遺産 日光大紀行(63)日光の自然 「日光鳴虫山」  




日光市街地より南2kmにある山で、昔は大懺法山(だいさんぽうだけ)ともいい、懺法とは罪を懺悔(さんげ)する儀式のことで、確かに、古くは日光の初期修行僧の参詣した山で、修行場の跡もある。 そして、その最終の星の宿への行者道は、1200年前、勝道上人がたどった道でもある。

この山に雲がかかると雨になり、子どもの泣虫にたとえて「鳴虫山」と言い習わされてきたという。 


標高1104mの端正な山で、この山に雲のかかるときは雨になるとのいい伝えから、今では「鳴虫山」といわれる。
日光市街地を挟んで女峰山、大真名子、小真名子、男体山等の連山と対峙していて、中でも立地的に特に女峰山と対峙しているためすこぶる眺めが良い。

また、日光の山々を望む好展望台であるとともに、時期になると稜線一帯、アカヤシオツツジと紅葉が美しく、日光八景の「鳴虫紅楓」にも詠まれている。


日光八景は、1711年(正徳元)輪王寺宮公・弁法親王が、日光山の名勝八景を選んで、つれづれに陪従の僧徒・坊官等と詩作を試みた物である。

小倉春暁(おぐらのしゅんぎょう;小倉山)、
鉢石炊煙(鉢石町)、
含満驟雨(かんまんのしゅうう;憾満ガ淵)、
寂光瀑布(寂光滝)、
大谷秋月(大谷川)、
鳴虫紅楓(鳴虫山)、
山菅夕照(やますげのせきしょう;神橋)、
黒髪晴雪 (男体山)

以上が八景である。


鳴虫山西方にある滝河原峠(831m)からの女峰・大真名子・小真名子連峰の眺めは印象的である。
又、峠は薬師岳・地蔵岳。夕日岳へのハイキングコースにもなっている。



次回、日光の自然 鳴虫山ハイキング




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