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世界遺産の日光の寺社群、
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世界遺産 日光大紀行(13) 「日光・足尾地区・1」 .




足尾地区の郷社・磐裂神社




先ず、足尾地区は、北部は旧日光地域の中禅寺湖や奥日光地域の南に、南西部は群馬県北東部から栃木県南西部にまたがる地域に位置し、一部、日光国立公園に含まれる。

山域は、皇海山、三俣山を北端とし、県境沿いに連なる山々、および大谷川以南から鹿沼市まで広がる山々を総称する。

標高は北に行くほど高く、南に行くほど低くなる傾向にあり、秋山川などの渡良瀬川の本・支流のほとんどがこの山地から流れ出している。


この渡良瀬川渓谷沿いに、「わたらせ渓谷鉄道」が大間々から足尾に延びていて、従って、昔から足尾は群馬県側に流通ルートが開けていて、生活圏も群馬県に多く依存している状況である。




足尾の歴史 .

足尾銅山は日本の産業、鉱山史や公害、環境問題の原点として広く世に知られていることは周知である。 無論、銅山開発は明治に入り急速に進んで一時代を造ったのであるが。

それ以前の足尾の歴史は、磐裂神社、庚申山信仰、庚申講、石碑などを中心に、古い歴史に彩られていることは余り知られていない。 

磐裂神社(いわさくじんじゃ)は、足尾地区のの鎮守; この社は僧・勝道上人が磐裂神の加護により日光の開山を完遂出来た事を報謝し、大同4年・809年に創建したと伝わる日光山最古の社で、星の宮とも称し、奈良・平安・鎌倉・室町の各時代には修験者の霊場の一つとして、又戦国時代には武将の篤い崇敬を受けて栄えた。 以上は神社由緒より

(盤裂神社は盤裂神・根裂神を祭神とし、本地仏を虚空蔵菩薩としている。勝道上人の日光登山の成功は、盤裂神の助けによるものといわれ、この神社圏は日光に始まり、今市の行川流域を通って鹿沼にまで及んでいるという。)



しかも、足尾の山深いこの地域において、縄文前期(紀元前5000から6000年)の頃、渡良瀬鉄道の南・唐風呂地区付近には縄文人の生活跡があったとされており、天平の頃には日光男体山開山の祖・勝道上人が、庚申山で行脚修行したとも言われている。


信仰登拝が盛んに行われるようになったのは、江戸時代の末期で、慶応元(1865)年には江戸の講中の参加者が三千人余りにもなり、その頃、建てられた道標や石碑が数多く残っているという。


また、江戸時代の小説家滝沢馬琴の小説「南総里見八犬伝」に庚申山のことが書かれている。


次回、 「日光・足尾地区・2」





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