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  117、日光の世界遺産;二社一寺 「東照宮の回転燭台の不思議」  





http://c2.atwiki.asia/livia/2/2013/0929/047df9e28ca660e98aaf.jpg



http://c2.atwiki.asia/livia/2/2013/0928/2c6f56e1bb3c9fdc0eb1.jpg
回転灯篭(オランダ寄贈)



オランダ寄贈の回転灯篭の逆さ葵紋(九箇所)



正規の三つ葉葵の御紋



東照宮の不思議、各種燈籠の一つ回転燭台

陽明門の直ぐ下に「回転燭台」というのがある。(向かって左側)
寛永20年(1643)、オランダから奉納された豪華な燭台だそうで、蝋燭(ろうそく)に灯を燈すと自然に回転するといわれる。

(余談だが、我が家のひな祭りの節句に飾る「雛飾り」の最上段、内裏雛の両サイドに燭台を併せて飾っているが、燭台に灯り(電球)を灯すと、その熱によってカバー全体が回転する仕組みになっている。)

回転燭台を見渡して、眼のいい人、感のいい人は、何かの異常に気が付くはずである・・?。
この燭台の上部を良く見ると、徳川家康の家紋である「三つ葉葵」が逆さまになっている・・?。 

これは「逆紋の廻り燈籠」とも言われているらしい。
通常の「三つ葉葵」の形は、上から1葉・2葉の巡になっているが、この燭台の文様の8箇所全てが、上から2葉・1葉の形になっているのである。

オランダ人の技術者達が、母国で精魂込めて作ったもので、この事はただの“うっかり”したミスだったそうである。 
家康自身は、その出来栄えの見事さと悪意がなかったことから、特にお咎めはなかったそうで、従って、現状のままになっているのである。

因みに、東照宮境内には各種灯篭が無数に存在するが、特に陽明門透塀の内側の周辺に、ずらりと並ぶ唐銅製の燈籠は、10万石以上の諸大名から寄進されたものといわれる。
境内には、石燈籠と合わせて315基にものぼるという。



次回、東照宮の不思議、陽明門のグリ紋








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