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世界遺産の日光の寺社群、
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  119、日光の世界遺産;二社一寺 「東照宮五重塔の不思議」  




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東照宮の不思議、五重塔の耐震性、

東照宮境内入り口にある五重塔に、「不思議」が有るといわれる。
不思議とは、「五重塔の心柱が宙に浮いている」のである。
実はこれは、不思議ではなく科学的にも、理由は解明されている。


五重塔の1層目に当たる初重内部には、直径約60センチの心柱に金箔が施され、周囲の梁や柱に描かれた極彩色の模様や竜などが間近で見られるそうである。 
また、五重塔の心柱は塔の四層から鎖で吊り下げられており、礎石(そせき)からは浮いているという。 
これは経年で塔身が縮んだ際に、地上に据えた心柱が五重の屋根を突き抜けてしまわないための工夫がされているそうである。


そして更に、地震の際にこの構造こそ、揺れを吸収してしまう造りであるとされている。
1683年9月に、「日光山大地震」(震度6)と言われる強烈な地震に襲われているが、この時既に、五重塔は建造されていたはずである。 

だが、この五重塔が壊れたとか、倒壊したという記録は無いらしい。



今年(2012年)、建築が終了してグランドオープンの運びとなった「東京スカイツリー」は、真に、この耐震システムを応用して設計されたものと言われています。

又、五重塔の建つ場所の標高は、奇しくも東京スカイツリーとほぼ同じ高さであり、今回、日光東照宮により、東照宮400年祭(2015年)のプレ企画として、特別公開が行われることになったという。



今年公開された、「東京スカイツリー」も、五重塔の構造を参考に、心柱的な構造を採用しているといわれる。
日光東照宮五重塔は、塔の中心に心柱(しんばしら)が据えらていることで、今、その優れた耐震構造が高く評価されているのである。

今でも通用する当時の技術の高さは、驚嘆に値する能力だったのである。




次回、「東照宮の不思議、五重塔の耐震構造(Ⅱ)」









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