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  120、日光の世界遺産;二社一寺 「東照宮の不思議、五重塔の耐震構造(Ⅱ)」  





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日光東照宮の五重塔の耐震構造


現在(2012年)、世界遺産・日光東照宮の五重塔の初重内部の心柱が特別公開されています。

塔の中心に心柱(しんばしら)が据えられ、その優れた耐震構造は高く評価されています。
5月にグランドオープンした東京スカイツリーもこの耐震システムを応用して設計されたものと言われています。


日本に存在した数多くの五重塔は、火事や戦火で倒壊したものの、地震により倒壊した事例は歴史上ないそうです。

内部を貫く心柱や重い瓦屋根で安定させるなど、優れた免震システムが備わっているとか。
日本の五重塔は「免震システムの教科書」と言われ、高層ビル建築の参考にされているそうです。

平年24年5月に開業した東京スカイツリーの免震システムも日本最古の法隆寺の五重塔を参考にしたと言われています。

その開業を記念して、東京スカイツリー開業日より平成25年3月31日まで、その内部を初めて一般公開しています。次回の公開は未定とのことなので、ぜひこの機会に訪ねてみてください。

五重塔の大黒柱でもある心柱は黄金に輝き、普段は見ることのできない側面や背面の豪華な彫刻を観覧することができます。
  
・特別公開の内容 : 五重塔の初重(一層目)の内部の金に彩られた
               心柱等と初重外回りの十二支の彫刻        
・特別公開期間  : 平成24年5月22日(火)~平成25年3月31日(日)
・拝観料       : 300円


今回の特別公開は、東照宮400年祭(2015年)のプレ企画として実施されているものです。

真ん中が心柱、全体に漆塗り・彩色・漆箔がきらびやかに施されています。
この心柱は縁下の礎石には触れてなくて、中吊り状態になっているそうで、但し心柱の周りの4本の柱はしっかり礎石に密着しています。

塔の先端部分の標高が681.215m、基底部の標高が646.751mであり、石鳥居手前の参道の途中がスカイツリーと同じ高さの標高の634mだそうです。


心柱が四重部分の梁から吊り下げられて浮いています。
時を経て重みで塔身が縮んだ際にも心柱が五重の屋根を突き抜けてしまわないよう江戸時代に考え出された工法です。
このように、塔身と分離した心柱が免新機能をはたしていると考えられています。



次回、「東照宮の徳川埋蔵金とかごめかごめ」







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