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  124、日光の世界遺産;二社一寺 「日光東照宮の五重塔の十二支の彫刻」  




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世界遺産・日光東照宮の五重塔の十二支の彫刻


東照宮の霊獣・動物の彫刻は全部で26種類あると言われています。

五重塔の第一層の蟇股には東西南北の4面に12支の動物の全ての彫刻があります。

北側の中央の鼠から始まり時計回りに順番に配置されています。

 ・東側(正面)の動物の彫刻:虎、兎、龍(徳川三代将軍・家康、秀忠、家光の干支に対応)

 ・南側の動物の彫刻     :蛇、馬、羊

 ・西側の動物の彫刻     :猿、鶏、犬

 ・北側の動物の彫刻     :猪、鼠、牛

 
今回の東照宮五重塔の不思議は

1)東側正面の徳川三代将軍の干支の動物が偶然にも右から虎、兎、龍の順番になっている。

2)鼠、蛇、馬の3種類は五重塔以外にはない。

理由はよく分かっていません。

1)については三代将軍の干支が、たまたま順番になっていたのでこの五重塔の彫刻に12支の動物を採用した可能性があります。これは私の勝手な推測です。

2)については「東照宮再発見」の著者・高橋晴俊氏の「時々社殿では鼠の被害に遭ったり、境内の石垣には大きな蛇がいて驚かされるし、厩には神馬がいるので鼠、蛇、馬の3種類はなくてもよいかも知れない。」と言う見解はユニークで面白いです。



何故、十二支の動物の彫刻が彫られたかは明らかではありません。

三代将軍の干支が、たまたま順番になっていたので五重塔を寄進した初代若狭小浜藩主・酒井忠勝のアイデアで、この五重塔の彫刻に十二支の動物を採用した可能性があります。


十二支の彫刻以外の部分の彩色部分の剥がれはかなり進行している箇所もあり、あと数年もすると修復の必要が出てきそうな感じでした。


次回、「日光東照宮・陽明門、平成の大修理」








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