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世界遺産の日光の寺社群、
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  20、日光の世界遺産;二社一寺 「輪王寺大護摩堂」


http://ts3.mm.bing.net/th?id=HN.607994196186301821&pid=1.7


http://image.mapple.net/ospot/photol/09/00/11/9001190_1780_1.jpg
大護摩堂の不動明王





三佛堂を出るとすぐ裏手にあるのが「大護摩堂」である。

平安時代の不動明王などの仏像が祀られていて、天井絵の昇り龍も見事である。
この建物は1998年に完成した鉄筋コンクリート造りなのだが、圧倒される大きさである。 こちらは近年建築のため、世界遺産にはなっていない。 


すぐ隣に建つ朱塗りの「護法天堂」は、元和5年(1619)に建てられた日光で随一の護摩祈願所で、桁行5間、梁間3間、寄棟造り、銅瓦葺きのお堂ある。
神仏混合の名残で当初は内権現堂と称していて、須弥壇には本尊の五大明王をはじめ、七福神、十二天などの仏像や祖師像などが祀られてる。

又、天井には2年半かけて完成したとされる「大昇竜」が描かれている。
国の重要文化財、世界遺産に指定された建物であり、大護摩堂に祀られる毘沙門天・大黒天・弁財天の三天は、元は、ここに祀られていたという。

大護摩堂の前庭には建つ相輪棠とう(そうりんとう;世界遺産)は、法華経を始めたくさんの経典が納められている塔で、鋳銅製で高さは、約13メートル、江戸初期の1643年将軍・家光公の発願によって天海大僧正によって建造されたものという。


大護摩堂は、三仏堂が国家安泰の大がかりな祈祷を修すのに対し、個人の願い事をかなえるために、護摩を焚いて祈祷するところである。 
元より、護摩というのは、炉に細長く切った薪木を入れて燃やし、炉中に種々の供物を投げ入れ(護摩焚き)、火の神が煙とともに供物を天上に運び、天の恩寵にあずかろうとする素朴な信仰から生まれたものである。 火の中を清浄の場として仏を観想するものである。

大護摩堂では、祈祷が1日3回行われている。
又、毎月3日と18日(正月3日は休み、18日が日曜日の場合は翌日)に写経会が催されている。 
これには一般人の参加が可能なので、般若心経-を写して心を清めたいと思う人は、輪王寺に問い合わせてみよう。

大護摩堂の内陣には、本尊の不動明王を中心とした「五大明王」(ごだいみょうおう・平安中期作)を守るように、十二天、七福神、天海大僧正の祖師像など30尊が安置されている。
天井には、故「吉原北宰」氏(国指定彩色保存選定技術保持者)が、2年半の歳月を費やして完成された「大昇竜」(だいしょうりゅう)が描かれています。


引き続き、大護摩堂に不動尊







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