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世界遺産の日光の寺社群、
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22、日光の世界遺産;二社一寺 「輪王寺の常行堂」







常行堂







大護摩堂から直ぐ北側は、東照宮社域になるが、その前に輪王寺本堂(三仏堂)界隈から表参道を横切って、西側の西参道方面へ向かうことにする。
二荒山神社を正面に見て、その大きな鳥居のすぐ左手方向には法華堂や家光の大猷院(たいゆういん)があり、山中に慈眼堂が建っていて、何れも輪王寺の寺域に当たる。

常行堂と法華堂は、大猷院の前にあり、二堂ともに渡り廊でつながっていて、別名を二つ堂ともいう。 又、源頼朝の分骨が納められていることから、頼朝堂とも称されている。

これら、二つのお堂がつながっている形式は、二つ堂または担い堂とも呼ばれ、全国でも珍しく、このような状態の建物は比叡山と輪王寺でしか見ることができないという。
 

現在の常行堂は元和5年(1619)に建てられたもので、桁行5間、梁間6間、宝形造り(ほうぎょうづくり;上から見ると正方形で、即ち、4枚の屋根がすべて三角形になる造りを特に方形造、宝形造という)、向拝1間(お堂の正面階段の上に張り出した庇・ひさしのこと)、銅瓦葺きで、古来の密教建築を受け継いだ形式を保っている。
中央には4本の柱を建て、その内部に須弥壇を配している純和風の建築様式であり、本尊の阿弥陀如来を堂の中心に安置し、そのまわりは板敷きとなっている。

常行堂は、一般的な意味で常行三昧堂(じょうぎょうざんまいどう)ともいい、天台宗において四種三昧のうち常行三昧の行を修するために建てられた仏堂である。 
三昧(ざんまい)とは、俗に○○三昧(読書三昧)とか言って、そのことばかり熱中してすることに喩えられ、一つのことに心が専念された状態をいう。一方、仏教用語としては、僧たちの修行を意味する言語で、心を一つのものに集中させ 安定した精神状態に入る、所謂、宗教的な瞑想状態をいいます。

次回も常行堂






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