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世界遺産・日光大紀行

世界遺産の日光を中心に、日本有数の広さをもつ、大日光市域の自然、登山、歴史、世界遺産群を巡ります。

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  84、日光の世界遺産;二社一寺 「東照宮 本殿唐門の恙(つつが)」  





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唐門の屋根上の正面の恙(つつが、唐獅子ともいう)と後方両側の龍(りゅう)



http://c2.atwiki.asia/livia/2/2013/1002/577378c2bb52fb6388a0.jpg
唐門の屋根上の両側の龍、





ところで、唐門に施されている奇獣の「恙」とは一体、何物(者)だろう・・?。

恙という文字を辞書で引くと、病気などの災難、やまい、わずらい等としている。
恙(つつが)は元々、病気や災難という意味であり、それがない状態を指す言葉として「つつがない」という慣用句が生まれた・・?。

それに関連して、昔は原因不明の病気があり、その病気は「恙虫」(つつがむし)という妖怪、魔物に刺されたことによって、発病し、命をも落とすと信じられていた。
つまり、恙という妖怪を、奇獣として当てていたのかもしれない

後世になってからこの病気がダニの一種による感染症(ツツガムシ病)であることが判明したが、そこから逆にこのダニがツツガムシと命名されたものである。

「恙」は「憂」という意味もあるらしい。
「恙は人を嚼(か)む虫なり。 善く人の心を嚼み、人、毎(つね)に之に患苦す」
という古い文に由来するそうである。
日本には、「恙虫伝説」というのも有ったらしく、それは恙虫を妖怪と見たたての伝説でもあるらしい。

「歳(さい;収穫物)亦た恙無きや、民亦た恙無きや、王亦た恙無きや」

このように、「恙無い」(悪災をもたらす魔物、妖怪はいない)という言葉は、本来、中国の故事によるものらしく、古い旧い時代の日本でも、あの聖徳太子が「隋」(遣隋使)の煬帝に送った国書に「日出ずる処の天子、日没する処の天子に書を致す、恙なきや」と使われているのはよく知られている。

この故事を引用したのが、有名な「故郷」(2番の歌詞に、「恙無きや」とある)という歌でもある。
東照宮の唐門に描かれている、「恙の足は金環で留めてある」ので良かったが、これが放たれたら大変な事になる。

尚、「恙虫」は、ツツガムシ科のダニの総称。 ツツガムシの幼虫に刺されて起る急性伝染病の病原体は、リケッチア‐ツツガムシといい、患部は壊疽(えそ)に陥り潰瘍を作る。



次回、日光東照宮 「本殿唐門の白檀」









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