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世界遺産の日光の寺社群、
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  91、日光の世界遺産;二社一寺 「東照宮・本殿の御神座」  





http://www.toshogu.jp/keidai/images/map.jpg


http://wadaphoto.jp/japan/images/nikko54l.jpg
唐門と本殿





本殿は、秘中の秘の御神座御殿です


東照宮祭礼のときだけ開く本殿の扉ですが、その上に並んでいる彫刻は獏(ばく)という架空の動物と言われます。
鼻が長いので象にも見えますが、異なる特徴が眉と丸い目、首の巻き毛が持徴とされます。

獏は、一般には夢(悪夢)を食べてくれる架空の動物といわれるが、唐の詩人である白楽天の文集によりますと、獏は鉄や銅など金属を食べるとされているそうです。 

戦争が始まると武器等を造るため鉄や銅が無くなるので、獏は平和な時代にしか生きられないといい、つまりは平和の象徴的な動物とされています。

東照宮の中で獏の彫刻は80頭程あるとされるが、その内の50頭ほどが最も重要な本殿にいるとされ、これは即ち、獏は不戦の象徴でもあり、平和への強い願いが込められているとされています。



本殿は外陣(幣殿)、内陣、更に内々陣の三室に分かれていて、勿論このエリアには貴賓参拝者と謂えども入室は出来ないし、神職の人でさえ祭典や煤払の奉仕の時以外は入れないとされています。

特に、内々陣の内部には御空殿と呼ばれる御神座(御神体の鎮まる処)があるが、どのような姿になっているかは、「秘中の秘」とされているらしいです。


尚、この御神体は神服と称する暖かそうな温暖被服で被われているといいます。
それは将軍・家光公が御登拝の折りの時に、この日光地域は寒冷の地であるから“さぞ、おじいさま様(家康公)は寒かろう”と思われて着せたものといわれています。

尚、本殿の様子は、境内入り口にある御仮殿という建物でも、窺うことが出来るそうです。




次回、 日光東照宮 「本殿の御仮殿」







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