忍者ブログ
世界遺産の日光の寺社群、
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
カウンター
フリーエリア
[151] [150] [149] [148] [147] [146] [145] [144] [143] [142] [141
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

.





 世界遺産 日光大紀行(53)日光の歴史 「家康公の遺訓」 



家康公の遺訓として

『 人の一生は重荷を負いて遠き道を行くが如し急ぐべからず。不自由を常と思えば不足なし、心に望みおこらば、困窮したる時を思い出すべし。 堪忍は無事長久に基、怒りは敵と思え。 勝つことばかり知りて、負けることを知らざれば、害その身に至る、己をせめて人をせめるな。及ばざるは過ぎたるよりまされり 』



『 人はただ 身のほどを知れ 草の葉の
           露も重きは 落つるものかな 』  家康


1541~1616年、75歳の生涯を駿府(静岡)で、その幕を閉じている。



寛永9年(1632)秀忠没後、家光が三代将軍になる。

天海と将軍家光による大断行で、大恩あり、尊敬する家康のため巨費を投じて東照宮の大改造をはじめる。 

そして、2年以内の歳月をかけて寛永13年(1636)には、社殿の全てを建て直す「寛永の大造替」が完成する。


旧都の仏師を始め日本全国より大工、塗師、石工を集め1年5ヶ月で完成させたことは驚愕に値するといわれる。
現在に伝わる豪華絢爛な社殿と結構美がこの時に整えられたのである。



また、社殿のみならず御神領といわれる近隣の所領も寄進され、そして、更に日光山の最高責任者として法親王(皇族関係者)が迎えられるのが慣行となり、「輪王宮」(日光の輪王寺の門跡であった法親王の称号)として歴代継承することとなった。


こうして、徳川家の祖霊を祀る日光東照宮の威光が確固たるものになり、歴代の将軍家をはじめ諸大名が日光に詣でるようになる。

さらに朝廷からは毎年「奉幤使」(朝廷から毎年4月16日の日光東照宮大祭に派遣された勅使参議)が参向するという慣例が敷かれるようになった。


併せて、一般庶民の参詣も盛んになり、門前町や宿場も整うなど、日光東照宮の鎮座がもたらした影響は江戸時代を通じて多大なものとなったのである。



次回・日光の歴史 「日光奉幤使





【小生の主な旅のリンク集】


《日本周遊紀行・投稿ブログ》
GoogleBlog(グーグル・ブログ)   FC2ブログ   C・掲示板   FC2 H・P   gooブログ   yahooブログ

《旅の紀行・記録集》
「旅行履歴」
日本周遊紀行「東日本編」   日本周遊紀行「西日本編」   日本周遊紀行 (こちらは別URLです)  日本温泉紀行 

【日本の世界遺産紀行】   北海道・知床   白神山地    紀伊山地の霊場と参詣道   安芸の宮島・厳島神社   石見銀山遺跡とその文化的景観   奥州・平泉   大日光紀行と世界遺産の2社1寺群   

東北紀行2010(内陸部)    ハワイ旅行2007   沖縄旅行2008   東北紀行2010   北海道道北旅行   北海道旅行2005   南紀旅行2002   日光讃歌



【山行記】

《山の紀行・記録集》
「山行履歴」   「立山・剣岳(1971年)」   白馬連峰登頂記(2004・8月)   八ヶ岳(1966年)   南ア・北岳(1969年)   南ア・仙丈ヶ岳(1976年)   南アルプス・鳳凰三山   北ア・槍-穂高(1968年)   谷川岳(1967年)   尾瀬紀行(1973年)   日光の山々   大菩薩峠紀行(1970年)   丹沢山(1969年)   西丹沢・大室山(1969年)   八ヶ岳越年登山(1969年)   奥秩父・金峰山(1972年)   西丹沢・檜洞丸(1970年)   丹沢、山迷記(1970年)   上高地・明神(2008年)

《山のエッセイ》
「山旅の記」   「山の歌」   「上高地雑感」   「上越国境・谷川岳」   「丹沢山塊」   「大菩薩峠」   「日光の自然」





PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Copyright (C) 2009 日光の世界遺産、二社一寺、, All right Resieved.
*Powered by ニンジャブログ *Designed by 小雷飛
忍者ブログ / [PR]