世界遺産の日光の寺社群、
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16、日光の世界遺産;二社一寺 「輪王寺宝物殿」
宝物殿
逍遙園の隣にあるのが巨大な殿堂・宝物殿である。
創建当時からの宝物、国宝などが多数展示されている。(現在は特別公開の「家光公秘像」も展示中) 因みに、「逍遙園」と「宝物殿」は共通拝観券での拝観は不可、別料金(大人300円)が必要となる。
「輪王寺 宝物殿」は、1230年を越える日光山の歴史を物語る歴史的・美術的価値の高い資料(以下、什宝)を保存・研究するところでもあり、昭和57年落成している。
主に奈良時代~江戸時代の美術工芸品などを展示していて、展示は勝道上人から始まり、徳川家関連と神と仏を一緒にしていた神仏習合などの歴史を見ることができる。
廊下からは逍遥園を眺めることができる。
現在輪王寺(りんのうじ)の所蔵する宝物には、経典、仏画、仏器などの金工品、彫刻など仏事に使用されるものの他に、宮中・徳川将軍家関係史料や来訪者からの珍しい奉納・寄進品などがある。
収蔵庫の内容物には、国宝1件・59点、重要文化財51件・1618点、重要美術品4件・7点を含め、日光山1240年余りの歴史を物語る約3万点の什宝を収蔵、常時50点ほどを拝観室に展示している。
又、平成15年11月13日より、德川記念財団の特別協力館として、宗家に伝来する初代家康公以来の貴重な宝物の常設展示も併せて行っている。
特に、承応3年(1654)、天海大僧正の後継者として皇族より親王(皇子・輪王寺宮)を迎え、以後、江戸時代を通して歴代法親王が着任する門跡(もんぜき)寺院とったことから、歴代法親王の調度品等も当寺に伝えられている。
開山から現在に至るまでに当山残された数々の遺品、その美しさは数百年経った今も衰えておらず、現在まで大切に保管されてきて、当時の人々の至高を凝らした技・伝統工芸の数々を観察することが出来る。
日光は、古くから栄えていた山岳宗教の霊地であり、勝道上人の開山以来、朝廷から門跡を迎え、さらに徳川家康・家光公も祭られている多彩な地域であり、国宝1件、重要文化財48件を含み、貴重な典籍を集めた天海蔵、日記類を多く含む日光文庫も収蔵されている。
又、宝物類は、神仏習合に関するもの、輪王寺宮ならびに徳川将軍家に関するものなどが中心で、各時代ならではの品が鑑賞できる。
仏具や経典も豊富で、歴史的に価値の高い古文書も多い。
数多い密教の曼茶羅のなかには、西洋占星術で使われる黄道12星座が描かれている「北斗曼茶羅」という貴重なものもある。
展示室は、左に古いものを配置されていて、神も仏も一体だった神仏習合の日光に関するもの、日光の開祖・勝道上人の持ち物から始まり、次第に現代に近づいていく。
入り口から順番に見ていけば、歴史の流れを追えるようになっている。
次回、輪王寺本堂
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