世界遺産の日光の寺社群、
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30、日光の世界遺産;二社一寺 「輪王寺と大猷院」
大献院概図
写;大献院仁王門
大猷院(だいゆういん)仁王門
慈眼堂から再び延命坂を下って、今度は家光公のへ向かう。
大猷院境内に入ると、先ず、石段の上に大猷院の正門である朱塗りの「仁王門」が建っている。
この門は、8本の脚に支えられた堂々たる門で、3間1戸、8脚門、切妻造りの銅瓦葺きで、両妻流破風造、建物全体は朱色を基調として上部の構造体は黒色、金物を金、彫刻を極彩色で彩っている。
構造は東照宮の表門と似ているが、こちらはシンプルで装飾彫刻はあまり見られなく、大猷院の中では比較的落ち着いた色調であるが故、余計に威厳を感じなくもない。
左右に御馴染みの「阿(あ)」と「吽(うん)」の口の形をした、高さ 3.2メートルの仁王像(金剛力士像)が両脇を守っている。
仁王像は、左側(向かって右側・東側)には阿形像、右側(向かって左側・西側)には吽形像を安置するのが通例となっている。
だが、当初の頃は、釈尊を守護する「執金剛神」が単独で祀られていたらしく、平安以降になって山門、楼門が建つようになって「仁王門」とも呼ばれ、左右一体の金剛力士像となったとされる。
口を開けたのが阿形、口を閉じたのが吽形となり、これは「狛犬」でお馴染みであり、「阿吽の呼吸」の語源でもある。
つまり、「あ」は始め、「ん」は終わりで、密教では、「阿」を万物の根源、「吽」を一切が帰着する智徳としている。
写;仁王門あん形像
仁王像は、中門の両脇に安置され、伽藍に侵入する仏敵を退散させるため、“びくとも動かないぞ”と、敏速に闘いに挑むことが出来るよう足を広げ、「仁王立ち」で立ちはだかり、仏敵を威嚇、退散させる。
「仁王さま」と庶民に親しまれていますだけに、仁王門(二王門)と呼ばれる寺院が多い。
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