世界遺産の日光の寺社群、
カレンダー
最新記事
(01/04)
(01/04)
(01/03)
(01/02)
(12/28)
カウンター
フリーエリア
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
64、日光の世界遺産;二社一寺 「東照宮・各種灯篭」
灯篭殿
さて、階段を数十段登ると正面には、かの有名な陽明門がデーンと控えていますが、その階段手前の周辺広場には各種の灯篭が威厳と雰囲気をもって形造っています。
因みに、東照宮には100基以上の各種の燈籠が有るとされているが、中でもここにある有名な燈籠は伊達政宗公がポルトガルへ注文し取寄せたといわれるものです。
この南蛮渡来の鉄で鋳造させたといわれる2基の燈籠が、一際威厳をもって立っています。
その燈籠は鉄で造られたものとして当時は珍しい物とされ、特に鉄は銅などに比べると融点が高く、しかも硬くて加工が大変なため、仏像の彫刻でも鉄の仏や品物は大変希少なのです。
そのため、その造作を含めてかかった費用は、当時としては相当お高いものだったといわれます。
この燈篭は輪蔵の前、陽明門へ向かう石段の横に配置されています。
そして反対側には薩摩藩主・島津家久公が奉納したといわれる、こちらは唐銅で出来た燈籠が立っています。
陽明門付近には、東福門院(秀忠の娘)や譜代大名、更には外様大名等が寄進した各種の燈籠が安置されていて、当時の徳川幕府の権力の強大さが覗えるのです。
因みに、燈籠には勿論、明り用としての意味があり、仏前においては五供(ごく)といって、香・明かり・花・水・飲食があります。 勿論、当時としては参道の明るさを得るために立てられたものです。
墓所や社殿への入口にある燈籠は、形から言えば参道を照らす照明具のことで、境内の敷地内や参道に灯篭を立てる場合は、光源が程よく届くように幾何学的に配置されているといいます。
一般に、お参りするために拝殿に向かう場合は、混雑していなければ参道の中央を歩き、帰途は端側を歩いて中央を他人に譲るのが礼儀とされています。
次回、日光東照宮 「東照宮・回転燭台」
【小生の主な旅のリンク集】
《日本周遊紀行・投稿ブログ》
GoogleBlog(グーグル・ブログ) FC2ブログ seesaaブログ FC2 H・P gooブログ 忍者ブログ
《旅の紀行・記録集》
「旅行履歴」
日本周遊紀行「東日本編」 日本周遊紀行「西日本編」 日本周遊紀行 (こちらは別URLです) 日本温泉紀行
【日本の世界遺産紀行】 北海道・知床 白神山地 紀伊山地の霊場と参詣道 安芸の宮島・厳島神社 石見銀山遺跡とその文化的景観 奥州・平泉 大日光紀行と世界遺産の2社1寺群
東北紀行2010(内陸部) ハワイ旅行2007 沖縄旅行2008 東北紀行2010 北海道道北旅行 北海道旅行2005 南紀旅行2002 日光讃歌
【山行記】
《山の紀行・記録集》
「山行履歴」 「立山・剣岳(1971年)」 白馬連峰登頂記(2004・8月) 八ヶ岳(1966年) 南ア・北岳(1969年) 南ア・仙丈ヶ岳(1976年) 南アルプス・鳳凰三山 北ア・槍-穂高(1968年) 谷川岳(1967年) 尾瀬紀行(1973年) 日光の山々 大菩薩峠紀行(1970年) 丹沢山(1969年) 西丹沢・大室山(1969年) 八ヶ岳越年登山(1969年) 奥秩父・金峰山(1972年) 西丹沢・檜洞丸(1970年) 丹沢、山迷記(1970年) 上高地・明神(2008年)
《山のエッセイ》
「山旅の記」 「山の歌」 「上高地雑感」 「上越国境・谷川岳」 「丹沢山塊」 「大菩薩峠」 「日光の自然」
PR
この記事にコメントする