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世界遺産の日光の寺社群、
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37、日光の世界遺産;二社一寺の輪王寺 「大猷院の本殿」





http://kinoie-kusano.up.seesaa.net/image/FI2616425_2E.jpg


http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/004/729/84/N000/000/000/118238876818816429351.jpg
大猷院の本殿




大猷院の本殿

拝殿に続く本殿の最奥部、「厨子」(ずし;仏像、舎利:遺骨の類、または経巻を安置する仏具)の中には、「家光公座像」と「御位牌」が、又その前後には、家光公の本地「釈迦如来」(非公開)が奉安されている。
この建物を「廟」(びょう;祖先の霊を祭る所)といい、墓を意味し一般の方々の正式な参拝所となる。
金・黒、赤の彩色をくまなく施された外観は、別名「金閣殿」の呼び名があるほど豪華で、江戸芸術の極みを示している。


拝殿と同時期に建立されたもので、桁行5間、梁間5間、2層入母屋で、拝殿、相之間と一体となる権現造りとなっている。
建物全体が黒漆塗りの上に金箔を貼り付けられ、彫刻を極彩色、垂木、高欄部を朱塗り、花頭窓周囲を黒に塗るなど色分けし格式と調和を図っている。
内部には三代将軍徳川家光の木像と御霊碑を安置した宮殿が設置されている。
大猷院本殿は国宝に指定されています。


拝殿、本殿の周りは四角い形で透塀(すきべい;内部が透かし彫りなどにして、透けて見える塀)という瑞垣(みずがき;神霊の宿る山・森などの周囲に木をめぐらした垣、玉垣ともいう)で覆われていて、この地域が如何に聖域であるかを示している。
取り囲む瑞垣は、本殿などを囲む屋根つきの塀で、この細工と彩色もまた凝っているのである。

透塀の彫りや細工もまた、造作美が凝られていて、同じ彫刻が連続しているのではなく、上の部分の彫刻はすべて違っているのである。 沢山の鳩が彫られていて、百間百態の群鳩と称されている。
たかが周囲を囲むだけのものであるが、其々の職人が一世一代の大仕事ということで渾身の力作に造り上げ、仕上げたことが実感できるのである。










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